今回紹介するドラマは YOU/君がすべて シーズン2
概要
YOU/君がすべては、Netflixにてシーズン1～シーズン4まで配信中。
残念ながらシーズン5でファイナルとなる事が決定していますが、
配信予定は、まだ未定のもよう。
ただ、撮影は8月で終わっているようで
年明けか、春ごろに配信されればな～
原題：YOU
全10話(1話 42分～50分)
原作：アメリカの作家キャロライン・ケプネスの同名小説シリーズ『YOU』
- 『You 』 (2014年) シーズン1原作
- 『Hidden Bodies』 (2016年) シーズン2原作
- 『 You Love Me』 (2021年)
- 『For You and Only You』 (2023年)
シーズン1はこちら↓で紹介しています
シーズン1は原作にかなり忠実に制作されたようですが、
シーズン2では、かなり登場人物や設定に違いがあるよう…
それが吉とでるか凶となるか…
シーズン2の見どころは…
今度の舞台はLAに
ジョーは過去を捨て、再出発の地として大っ嫌いなLAへやって来ますが…
ストーキング癖は健在！
結局、次なるターゲットにストーキングを始めるも、
そんなに易々とはいかない！
過去＝キャンディスが
ジョーに復讐をするためLAまで追っかけてきてしまう…
ところが、ジョーは過去の行いをモーレツに反省し、
新たな恋人ラブに相応しい人間になるべく
善良な人間を目指すのですが…
キャスト紹介
| ウィル・ベッテルハイム （ジョー・ゴールドバーグ）/ペン・バッジリー | LAへ引っ越しウィル・ベッテルハイムという名前で アナブリンの書店の店員として働き始める |
| ラブ・クイン/ビクトリア・ペドレッティ | “アナブリン”のキッチンで働いている ジョーの新たなターゲットで3年前に夫を亡くした未亡人 家族に問題を抱えている |
| フォーティ・クイン/ジェームズ・スカリー | ラブの双子の兄 薬物依存症とADHDを患い、ラブに頼りきっている |
| デライラ・アルベス/カルメラ・ズンバド | エリーの姉、記者でジョーのアパートの管理者 |
| エリー・アルベス/ジェナ・オルテガ | ジョー/ウィルと同じアパートに住むデライラの15歳の妹 |
| キャンディス・ストーン/アンバー・チャイルダーズ | ジョーの元恋人 復讐するためロサンゼルスまでジョーを追いかけてきた |
| ウィル・ベッテルハイム/ロビン・ロード・テイラー | ジョーが成りすますために監禁したハッカー |
| ヘンダーソン/クリス・デリア | ロサンゼルスの有名なスタンダップコメディアン |
| ゲイブ・ミランダ/チャーリー・バーネット | ラブの親友で鍼灸師 最も親しい相談相手 |
| デヴィッド・フィンチャー/ダニー・バスケス | ロサンゼルス市警の警官でデライラのセフレ |
| ドッティ・クイン/サフラン・バロウズ | ラブとフォーティの母親で 雑貨店”アナブリン”を夫婦で経営している |
| サンディ・ゴールドバーグ/マグダ・アパノウィッツ | ジョーの母 |
あらすじ 第1話 新たな始り(50分)
『ラブ 君とはつき合えない
昔は愛を信じてた 傷ついた事から学び やり直したかった
今度こそ本物の愛だ
ある女性と出会い 特別な何かを感じた 完璧な関係のために全力を尽くそうと
僕は努力した 勇敢で もろかった
昔ながらの方法で 彼女を手に入れ 全て完璧にこなした
愛のためなら当然だと思ってた
手段を選ばず行動した』
ジョーは、かつての恋人ベックのことを思い出していた。
「愛してる ジョー」
「僕も愛してるよ」
ベックと愛を誓ったことも…
しかし、過去の過ちがジョーを追いつめる。
「キャンディスは…」
あるパーティー会場で
昔の恋人キャンディスの知人に遭遇したジョーとベック
「彼女のほうから去っていった ローマへ」
ジョーは、知人に説明する。
「突然だったから…」
こうして、ベックにキャンディスのことを知られてしまった…
『でも彼女は僕を疑って過去を問いただした』
その後、ベックはキャンディスの友人に嗅ぎまわり始めた
「恋人だったみたい」
「そうよ でも別れても驚かなかった」
「イライジャ？」
ジョーはキャンディスと過ごした日々を思い出す。
あの日、キャンディスがジョーを裏切ったことも…
「私の携帯よ」
キャンディスはジョーから携帯を取り上げようと手を伸ばしたが…
「ウソだな」
ジョーはそうさせなかった。
「あなたを愛してないの」
そう言って、キャンディスは他の男の元へ向かった…
『彼女(ベック)は見なくていい物を探し始めた』
ジョーに疑念を抱いたベックは、とうとう見てはいけない物を見つけてしまった…
その箱の中には、ベックの下着や失くしたはずのスマホ、キャンディスのペンダントが隠されていた。
『悪事や間違いを犯したのは…
愛が原因だ』
正体のバレたジョーは、ベックまでも地下の書庫へ監禁してしまう…
「ジョー」
ベックは叫びガラス張りの書庫の扉をたたく。
『愛は有害だ』
「違うと言って」
ベックはガラス越しのジョーへ涙を流し懇願する。
「ベンジーを殺してないよね…ピーチも殺してない」
『愛が終わると傷つくよ つまり彼女は僕を愛してなかった
愛は冷め 終わった 悲しい物語』
そして、ベックの死体が発見され…
皮肉なことに彼女の初出版小説はベストセラーとなった。
『だけど僕が立ち直る前に さらに傷つくことが起きた』
信じられないことに
ジョーの前に、亡くなったはずのキャンディスが現れたのだ。
「話が終わってなかったわ」
『激しく人を愛すると 結果は同じ
危険すぎて 僕はもう誰も愛せない
人生をやり直すなら 愛は抜きだ』
ジョーはハッとして現実に引き戻された。
何故なら、彼の目の前に頭から血を流した女性が死んでいるのだ。
「カット」
現場に監督の声が響いた。
どうやら、ジョーの歩いていた通りで
ドラマの撮影をしていたらしい。
すると、目の前で死んでいた女性が何食わぬ顔で立ち上がり、
現場は一気にリラックス状態だ。
ジョーは静かに、その現場を通り過ぎて行った。
『その結果がこれだ』
ジョーはそのままその場所を素通りして大通り沿いに歩く。
『愛は僕を暗い場所へ追いやる
でもLAなら 今以上暗くならない 知人から身を隠すなら
僕が最も嫌いな都市へ行くべきだ』
続きは本編で！
只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます (配信は投稿時のものとなります)
勝手に私見考察
毎回、憧れの彼女のために尽くすジョー…
そこまで尽くせるのかと、思わず感心してしまうが
その反面、いとも簡単に殺人を犯してしまう。
ストーカーは性癖なのだが、
殺人は…彼にとって快楽ではない
願望を叶える為の手段なのでしょうが…
シーズン2では、その殺人についてはシーズン1での反省から
かなり抑えていたジョー
ところが、ストーリー的には…
スリリングさが減少してしまって
少々退屈な展開になってしまったかな…
シーズン1の面白さに比べると失速感が否めなかったシーズン2でしたが、
最終話の大どんでん返しには
そう来たかと唸る結末だ！
