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【ドラマ:ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語】現英国王室のご先祖様 バラ戦争終結を描く!

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今回紹介するドラマは ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語

概要

2017年アメリカStarzで放送されたテレビドラマシリーズ。

2013年にイギリスBBCで放送された『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』の続編で

2019年には、本作のスピンオフドラマ『スパニッシュ・プリンセス キャサリン・オブ・アラゴン物語』が放送されている。

原題:The White Princess

全8話(1話54分~59分)

原作:イギリスの歴史小説家フィリッパ・グレゴリーの2013年の著作。

彼女は”英国歴史小説の女王”とも呼ばれる英国を代表する歴史小説家で

最もよく知られているのは2001年の著書『ブーリン家の娘』で、

2002年にロマンチック小説家協会から年間最優秀ロマンチック小説賞を受賞し、2本の映画化もされている。

本作は、イングランド王エドワード4世とエリザベス・ウッドヴィルの娘で、後にヘンリー7世(チューダー朝の創始者)の妻となり、ヘンリー8世の母となったエリザベス・オブ・ヨークを中心に描いている。

英国戦国物語!

フランスとの100年戦争に引き続き親族間で権力争いをした“薔薇戦争” 結局ず~と戦争をしていたイギリス!

どこの国民も戦国時代作品が大好きですね~

【TV初放送!】「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」2/14(日)19:30 スタート!

銀河チャンネル

イギリスの薔薇戦争とその後を描いた3部作

  • 『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』(2013)
  • 『ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語』(2017)
  • 『スパニッシュ・プリンセス キャサリン・オブ・アラゴン物語』(2019)

前作『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』はBBCが製作し高い評価を受けたドラマ

是非とも観てみたい!アマプラ配信してくれないかな…

本作は、イングランド王エドワード4世とエリザベス・ウッドヴィルの娘で、後にヘンリー7世(チューダー朝の創始者)の妻となり、ヘンリー8世の母となったエリザベス・オブ・ヨークを中心に描いている。

おススメ度:★★★★☆史実とは若干違うようですが、見応えのある脚本で面白かったです。この作品を観れば何故、男系男子が大切なのか、王家の血筋が大切なのかが分かる!最終話は、トラウマ級の残酷物語でした。
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キャスト紹介

主人公エリザベス・オブ・ヨークを演じるのは、このブログでも紹介している

『キリング・イヴ/Killing Eve』で第71回エミー賞ドラマ・シリーズ部門主演女優賞を受賞し、

注目を集める若手英国女優ジョディ・カマー

キリング・イヴではコメディタッチな演技でも魅せてくれた彼女ですが

本作では、激動の時代をサバイバルした王女を熱演!

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また、本作は2013年のテレビシリーズ『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』の続編なのですが、

BBCはこの続編を製作しなかったので、アメリカのStarzはBBCの関与なしに本作を製作。

そのためか、キャストはセシリー公爵夫人を除いて一新されている。

チューダー王家
エリザベス・オブ・ヨーク/ ジョディ・カマー戦死した前王リチャード3世と愛し合っていたが
ク派とランカスター派の融合のためヘンリー7世と
政略結婚をする
ヘンリー7世/ジェイコブ・コリンズ=レヴィ前王リチャード3世・前々王エドワード4世らヨーク派によって斃されたヘンリー6世の遺児ボズワースの戦いでリチャード3世を斃し新王となる
い頃、母マーガレットとは離れ、叔父ジャスパーとフランスで亡命生活を送っていた
マーガレット・ボーフォート/ミシェル・フェアリーヘンリー7世の母で「王母夫人」の称号を持つ
信心深いが、息子の王座のためならどんな手段もいとわない
ジャスパー・チューダー/ ヴィンセント・リーガンヘンリー7世の叔父で父親代わりとなりヘンリーを養育した
ヘンリーの母マーガレットと密かに愛し合っている
スタンリー卿/ リチャード・ディレインヘンリー7世の母マーガレットの4番目の夫
ヘンリー7世擁立の功労者であり側近だが、

時の権力者に日和る
リチャード・ポール/アンドリュー・ウィップヘンリー7世の従兄弟でウェールズの軍人
ボズワースの戦いで片腕の自由を失っている
政略結婚でマギーの夫となる
ヨーク派
エリザベス・ウッドヴィル/ エッシー・デイヴィス前々王エドワード4世の妻でエリザベス、セシリー、エドワード、リチャードの
ヘンリー7世を王と認めず、ヨーク家の再興を願い暗躍する
マーガレット(マギー)・プランタジネット/
          レベッカ・ベンソン
前王リチャード3世の姪 おとなしく控えめな性格で、平穏な暮らしとロンドン塔に幽閉された弟テディの解放をリジーに訴えている
ウォリック伯テディ/アルバート・デ・ヨング
         (幼少期:リス・コナー)
マギーの弟で、王位継承権を持つヨーク派最後の男子
知的に障害があり、10歳で幽閉の身となる
ブルゴーニュ公妃/ジョアンヌ・ウォーリー前々王エドワード4世の妹で前王リチャード3世の姉
ブルゴーニュの実権を握る人物で義姉である元王妃エリザベスと連絡を取り合い、ヨーク家再興のために奔走する
セシリー公爵夫人/キャロライン・グッドールかつて宮廷で権勢を誇った、前王リチャード3世と前々王エドワード4世の母 娘のブルゴーニュ公妃の元に身を寄せる
リチャード・オブ・ヨーク?/ パトリック・ギブソン々王エドワード4世の第2王子でリジーの実の弟
前王リチャード3世によってロンドン塔に幽閉されそうになったところを、母エリザベスが替え玉と入れ替させ亡命する 

一旦は帰還するが、ヘンリー7世即位を受けて再び亡命し
7年間消息不明となる 
本物のリチャード王子かは、作中や原作にも言及はない
 チューダー家では王子を騙るパーキン・ウォーベックとされる
キャサリン・ゴードン/エイミー・マンソンスコットランドの貴族の娘でリチャードの妻となる

母娘でエリザベスとは…ややこしや~ 

母の王妃はエリザベス、娘はリジーと表記しています

あらすじ 第1話 ベッドの中の敵(58分)

1485年8月

ボズワースの戦いでリチャード3世が斃され

その2日後

失意のまま、エリザベス王女は新王となったヘンリー7世に嫁ぐことが決まった

まだ 見たこともない宿敵の男に


ノースヨークシャー ウッドヴィル邸 

早朝、失意のエリザベス・オブ・ヨーク(リズ)は、1人屋敷の庭に立ち

亡き恋人リチャード3世を偲んでいた。

すると

木々の間から、敵軍の兵士達が屋敷へ迫って来るのが見える。

リジーは慌てて、母エリザベス・ウッドヴィルへ緊急を知らせに屋敷へと駆けた。

「母上 兵士がやって来ます」

「こんなに早いとは」

ベッドから飛び起きたエリザベスは、窓から外の様子を伺う。

「王の使者よ」

リジーは、宿敵ヘンリーの婚約者だ。

「急いでリチャードを逃がさないと」

リジーの弟リチャードは、前々王エドワード4世の第2王子で

第1王子亡き今、彼がヨーク派の王位継承者である。

兵士に見つかれば囚われの身となってしまう。

「時間がありません」

しかし、兵士達はもう間もなく屋敷へとやって来るだろう…

リジーは諦めたように母に言った。

「行きましょう リチャード 早く隠れるのよ」

「私たちは?」

エリザベスは、リジーの言葉が耳に入らないかのように

リチャードを連れて急いで部屋を出て行った。

「行くわよ」

仕方なく、リジーは妹達を連れ身を隠すため部屋を出て行った。

一方、階下へ降りたエリザベスとリチャード

「嫌です 僕は母上を守り…」

リチャードは、自分を逃がそうとする母に異を唱えた。

「新王はあなたが死んだと思ってる」

エリザベスは、我が子を捕らえようとした前王リチャード3世に替え玉を送っていた。

その為、リチャードは死んだと思われていたのだ。

「僕は戦います」

しかし、リチャードは聞き入れようとしない。

エリザベスは、膝をついてリチャードと目線を揃え彼を諭した。

「リチャード よく聞いて トゥルネーへ行き ウォーベックと暮らしなさい

いつか必ず 私があなたを国王にするわ」

そして、彼女はリチャードの額へキスをした。

しかし、馬の蹄が聞こえ、兵士達がもう屋敷の庭まで迫っている。

「早く隠れて あなたまで失いたくない 逃げ延びるのよ」

エリザベスはリチャードに別れのキスをすると、天井裏へ上がる梯子を登らせた。

その時、兵士達が屋敷のドアを開け押し入って来た。

「女のにおいがする」

リジーと妹達は、カーテンの陰に隠れていたが直に見つかってしまった。

「来ないで 下がりなさい」

リジーはカーテンから飛び出し、兵士たちの前に立ちふさがった。

しかし、そんなことはお構いなく、兵士はリジーや妹達を捕まえようと手を伸ばす。

「私は王の婚約者よ」

リジーは必死で抵抗した。

「手荒なことをすれば 命を失うわ」

「ヘンリー国王から指示を受けました」

すると、指揮官のスタンリー卿がへテーブルのブドウをつまみながら、リジーに横柄な態度で言った。

「どんな手を使ってもお連れしろと」

「それには及びません スタンリー卿」

その時、いつの間にか女王らしい盛装に着替えたエリザベスが現れた。

「これは奥様」

「ごきげんよう 待っていたわ」

リジーは固唾をのんで状況を見守る。

「喜んで伺います」

そして、エリザベスは怯むことなく堂々と国王の指示を受け入れた…

続きは本編で!

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勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

前作『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』は、

リジーの母親エリザベスを中心に、

前王だったリチャード3世の妃となるアン・ネヴィル、

そして、ヘンリー7世の母マーガレット

3人の女性の野望と闘いを描いたドラマ。

も~う ドロドロそうで面白そう~

そして本作でも、引き続きエリザベスVSマーガレットの熾烈な闘いが繰り広げらていました。

しかし、政略結婚したリジーとヘンリー7世は、史実でも仲睦まじい夫婦だったようです。

この2人が夫婦で力を合わせ薔薇戦争後の不安定な国を治めていく過程がよく描かれていたと思う。

特に、最終話で弟と従兄弟を反逆罪で斬首刑にするシーンは…

観ている側も辛かった~

後半はずっと涙腺崩壊状態!

エリザベスとヘンリー7世の子供たちはどうなったのか…

4男4女をもうけた2人でしたが、成長したのは4人

しかし、第1王子のアーサーは病で亡くなり、

第2王子ヘンリーがイングランド王およびアイルランド王ヘンリー8世に!

2人の王女もそれぞれ王家に嫁ぎ、

特に長女マーガレットは、テューダー朝断絶後にイングランド王位を継承したステュアート朝のジェームズ1世が彼女の曾孫。

なので、ヘンリー7世は現在のイギリス王家の祖先になるわけです。

テューダー朝以後のイングランドの君主は、いずれもエリザベスの血を引く子孫であり現在に至るから凄い

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