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【映画:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船】あらすじ キャスト “伝説よりも、ハデにいこうぜ”

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今回紹介する映画は 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

2011年アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ合作 

監督:ポール・W・S・アンダーソン 脚本:アンドリュー・デイヴィス、アレックス・リトヴァク

原題:The Three Musketeers 上映時間:111分

原作:アレクサンドル・デュマ・ペールによる冒険活劇小説『三銃士』

原作と設定を少し変えて、キャッチコピー“伝説よりも、ハデにいこうぜ”のとおり

17世紀のフランスを舞台に飛行船、絢爛豪華な宮殿や衣装を楽しめ、またハードアクションに

皆さん大好き3銃士の騎士道精神や男の友情を描いた贅沢な作品になっています。

ポール・W・S・アンダーソン&ミラ・ジョボビッチ夫妻のタッグ作品

【バイオハザード】シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が実生活でもパートナーの

ミラ・ジョヴォヴィッチとタッグを組んで、

古典文学『三銃士』を奇想天外なアクション作品に仕上げました。

ジョボビッチは、悪女ミレディ役を演じ、ドレス姿で華麗なアクションを魅せてくれています。

『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』予告

『三銃士』は世界各国で何度も映像化され、日本でもアニメや人形劇などほとんどの人が一度は見た事があると思います。

1844年フランスの新聞に連載が開始して以降、全世界で愛され続けている作品です。

やはり何だかんだと言いながら、みんな騎士道に男の堅い友情と胸アツが大好きなんですよね!

おススメ度:★★★★☆ スカット元気にしてくれる作品です!おまけにイケメン揃い~

こちら↓の3銃士作品も胸アツです。

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キャスト紹介

三銃士の仲間
ダルタニアン/ローガン・ラーマン

フランスの片田舎ガスコーニュから銃士を夢見て出てきた若者

アトス/マシュー・マクファディン

かつては三銃士としてその名を馳せていました

ポルトス/レイ・スティーヴンソン

三銃士の1人 お酒と女が大好き

アラミス/ルーク・エヴァンズ

三銃士の一人で元神父 堕落している聖職者に失望しています

プランシェ/ジェームズ・コーデン

3銃士の従者

フランス王室と関係者
ルイ13世/フレディ・フォックス

フランス国王 幼くして父王を亡くし王となります。アンヌ王妃とは政略結婚ですが恋心を抱いています。

アンヌ王妃/ジュノー・テンプル

フランス王妃 

コンスタンス・ボナシュー/ガブリエラ・ワイルド

アンヌ王妃の侍女 ダルタニアンが一目惚れするほどの美人

リシュリュー枢機卿/クリストフ・ヴァルツ

フランス1番の権力者 

ミレディ・ド・ウィンター/ミラ・ジョヴォヴィッチ

アトスの恋人でしたが実はリシュリュー枢機卿のスパイ アトスを裏切ります

ロシュフォール/マッツ・ミケルセン

リシュリュー枢機卿の腹心 欧州一恐れられている剣士

イギリス側
バッキンガム公爵/オーランド・ブルーム

イギリス貴族 ルイ13世からライバル視されています

あらすじ

フランス王国

『時は17世紀初頭

父を暗殺されたルイ13世が幼くして王位を継承 平和だった国は4方を敵に囲まれた

国内でも宰相のリシュリュー枢機卿が権力を求め暗躍していた

未熟な国王とアンヌ王妃には味方もなくヨーロッパ全土が戦火に巻き込まれようとしていた

この危機を救えるのはわずか数名の男たち…』

イタリア ヴェネツィア

夜の見張りをしていた警備兵は、微かな音が聞こえて水路を覗き込みます。

その時、川の中から行き成りナイフが飛び出し警部兵の喉に突き刺さり兵士は水の中へ倒れて行きました。

すると…

川から武装した黒づくめの何者かが現れたのです。

そして、彼はゆっくりと階段を上がります。

中から槍を持った警備兵が数人慌てて出てきました。

「止まれ!」

しかし、その者は肩に背負った特殊なクロスボウを抜くや否や、

目の前の警備兵たちをたちまち矢で射抜き倒してしまいます。

誰もいなくなると、その侵入者は被っていたマスクを外しました…

”彼の名はアトス”

アトスは、着ていた装具を脱ぎ捨て、次に倒した警備兵たちを川へ落し痕跡を消して

建物の中へ向かいます。

…がしかし

「ダメよ 油断した?」

突然、女の声と共に頭に銃口が向けられていました。

「君の方こそ」

しかし、アトスは短剣を彼女の脇に突き立てていたのです。

すると女性は観念したのか、覆っていたヴェネツィアンマスクを外しアトスに顔を見せます。

“彼女の名はミレディ”

「次からは“愛してる”と言って」

ミレディが甘えた声で囁くと、

アトスはミレディを抱き寄せ2人は厚い口づけを交わしました。

「君も“ハロー”と」

今度はアトスがミレディに返します。

「それじゃあ、つまらない」

「司教は?」

アトスが仕事の話に戻しました。

ミレディは鍵を見せると

「ご昇天」

「君には負ける」

「どんな女にもそう言うの?」

ミレディが司教から奪った鍵を胸元へ隠すと

2人はもう1度キスをしました。

その頃、運河に一隻のゴンドラが渡っていました。

「旦那さん 私はレディよ」

そのゴンドラには、貴族の男女がお酒を飲みながら楽しんでいました。

しかし、その運河沿いにある塔の上に1人の男が立っていました。

どうやら男はゴンドラを待っているようです。

“御国を来たらせたまえ 御心を地にもなさせたまえ 日々の糧を与え……アーメン”

そして、彼は祈りを捧げ終わると

塔の上から貴族のゴンドラ目がけ華麗に飛び降りたのです。

そして、ゴンドラに着地した男は、素早い動きで次々と従者たちを河へ投げ落としてしまったのです。

残るは貴族の男女だけです。

「カギを」

男の狙いは、貴族の持っているカギだったのです。

しかし、貴族は無謀にも剣を抜き男に挑みますが、

あっという間に剣をはじかれ運河に顔を付けられる始末でした。

「これですか?」

これには堪らず、貴族はやすやすと男にカギを差し出しました。

ところが、男はカギを受け取ると貴族を運河へ落してしまいます。

そして、残されたのは女1人だけ…

「誰なの?」

彼女が男に訊きました。

すると男は、目深く被っていたマントを外し顔を見せます。

さっきまで一緒だった貴族よりも断然イケメンな…

”彼の名はアラミス”

ある地下で1人の男が鎖に繋がれていました。

しかし、男は酔っぱらっているようで、陽気に歌を歌っています。

そこへヴェネツィアマスクをしたカリオストロ伯爵が入って来ました。

「とんだ評判倒れだ アトスとアラミスの居場所も知るまいな」

そう言うとカリオストロ伯爵はマスクを外し男に言いました。

「それは誰だ?」

男はとぼけたように答えます。

「フランスのスパイは態度がデカく間抜けでとても…」

カリオストロ伯爵の言葉を遮り

「セクシー?」

と男が勝手に付け加えました。

「捕まえるのに手間取った」

「捕まえていない」

男は笑っています。

「何だと?」

カリオストロ伯爵が男の方に振り向きました。

「俺は捕まっていない」

そう言うと男の顔から笑顔がなくなりました。

「じゃあ、何故ここに?」

「お前を捕まえに」

”彼の名はポルトス”

それを聞いたカリオストロ伯爵は、繋がれているポルトスを見て笑いだします。

すると…

ポルトスが両手の鎖を引っ張り

いとも簡単に壁から鎖を引き抜いてしまいました。

そして、ポルトスは壁から外れた鎖を武器にして、

カリオストロ伯爵の従者を次々と倒してしまいます。

それを見ていたカリオストロ伯爵は、急いで逃げようとしましたが、

ポルトスの鎖に捕らえられてしまいました。

「カギ」

ポルトスがそう言って微笑むと

カリオストロ伯爵はすぐにカギを差し出したのでした。

続きは本編で!

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                               

勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

やはり3銃士は騎士道や男気みたいなところがいつも感動的で素敵ですね。

実は、この作品に登場する国王の銃士隊とリシュリューの銃士隊の話は歴史的に実話なんです。

そして、双方の銃士隊はお互いに強くライバル視していたようです。

こうした背景を知ってこの作品を観てみると、

リシュリュー枢機卿がアトスたちを厳罰にとルイ13世に訴えても

ルイは逆に彼らに褒美を渡した件は面白かったですね。

また、この時代の銃士は主人公ダルタニアンが田舎から銃士を目指して出てきたように、

身分の低い者が唯一社会的地位やキャリアを得られる憧れの職業でした。

こうした銃士たちの話を纏めた『ダルタニャン氏の回想録』をベースにアレクサンドル・デュマ・ペールが執筆した『三銃士』は、今でも世界中で愛され続ける作品!

今も昔も同じだな~ババくさい締めになったところで終わります。

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