今回紹介するドラマは 赤毛探偵ルビー
概要
2019年~2020年にアメリカのHallmark Movies & Mysteriesで制作、放送されたテレビ映画
原題:Ruby Herring Mysteries
全3話(1話 86分)
Hallmarkチャンネルは、このブログでも人気のミステリードラマを
これでもか~
と言うくらい量産しているケーブルネットワーク。
それ故に、視聴率のとれない作品はバッサリと
キャンセルされてしまうようです。
視聴者としては、もうチョット続きが観たかった~という作品も多いのですが…
こちらは↓そのキャンセルされてしまった作品たち
ホールマークミステリーでは、美人の素人探偵と訳ありイケメン刑事が殺人事件を推理&ロマンスへ発展!
その過程をライトに楽しめる作品が定番
まさに!アメリカ版火曜サスペンス劇場
だけど、ガレッジセールミステリーは推理と理想的家族像を描いていた人気ドラマだったのにな~
視聴者数低迷で打ち切りかな
テレビ情報番組の大人気リポーター・ルビー!好奇心旺盛な彼女が、難事件の真相も独自リポート!? ちょっと弱気なイケメン刑事ジェイクが協力して事件の謎に挑む!
報道特派員アンドレア・カニングが脚本を手掛ける本格ミステリー! 参考:ミステリーチャンネル
上記はこのドラマの紹介記事ですが…
第1話から視聴者数が伸び悩み、その後の第2話も低空飛行となってしまいました。
アメリカはチャンネル数も多く競争が激しいので大変そう~
だからこそ、作品も多種多様なものが多くて羨ましい。
日本は限られた局が独占しているせいか…つまらない番組が多いし
ニュースも朝から晩まで同じような内容だし…オワコンかな
キャスト紹介
第1話にはルビーの家族が登場していますが…
2話以降は、父親とルビーのみ登場
しかも…
自宅ではなく馴染みのダイナーでの食事シーンばかり
おまけに父親役のキャストが変わっています。
何かあったのかな?ついつい勘ぐってしまいますが…
これがドラマをつまらなくさせた一因ではないのかな
主人公を取り巻く人間模様も大切なエッセンスなんです!
メインキャスト
ルビーヘリング/テイラー・コール | チャンネル57の情報番組の人気リポーター 好奇心旺盛で難事件の真相を暴く |
ジェイク・キリアン/スティーブン・ハザール | シアトル警察の殺人課の刑事 当初は事件に首を突っ込むルビーを疎ましく感じていたが 次第に協力し合う仲になる |
ジョン・ヘリング/ショーン・クリスチャン(1) ジョン・ウェスリー・シップ(2,3) | ルビーの父親で有名な元事件記者 ルビーの良き相談者 |
デレク・セイラー/ミグ・マカリオ | ルビー、トミーと高校時代の友人 リゾートホテルの総支配人 |
トミー・マッデン/ジェームズ・コット | シアトル警察の解剖医でルビーの協力者 ルビー、デレクの高校時代の友人 |
アンジェラ・バーチャム/カレン・ホルネス | チャンネル57の同僚でルビーの親友 |
フランク・ヤング/マシュー・ケビン・アンダーソン | ルビーの優しい上司で父親とも親しい |
リンダ/アンドレア・カニング | チャンネル57のニュースキャスター 本作の脚本家も務めている |
トッド・パワーズ/シェニエ・ハンダル | チャンネル57のリポーターでルビーをライバル視する |
あらすじ 第1話 沈黙の証人 88分
ある日の明け方
日の出前のまだ薄暗いキッチンで
その家の住人と思しき人物が何かの錠剤を潰している。
そして、その人物は粉末になった薬を水筒へ入れると水を注ぎキャップを閉めた…
1日目 月曜日
“ルビー・ヘディングのリポート”
テレビ局チャンネル57の情報番組でリポーターを務めるルビー・ヘディング。
今日のリポートは活動量計についてだ。
ルビーは、ウォーキングマシーンの上で颯爽と歩きながらコーナーを進行している。
「大切なのは 毎日運動を続けること ルビー・ヘディングのお役立ち情報でした」
ルビーはウォーキングマシーンから降りると、番組のキャスターに語りかけた。
「2分のリポートで212歩 歩いて 心拍数が120に上りました」
それを受けた女性キャスターは活動量計に話題を振った。
「活動量計は種類が豊富ですね」
すると今度は男性キャスターの番だ
「性能はピンキリ」
「下調べすれば 無駄遣いせずに済みますよ」
こうして、ルビーとキャスターの息の合ったやり取りの後に
ルビーがキャスターへおススメの活動量計をプレゼントしてコーナーは締めくくられた
「それでは 6時のニュースです・・・」
番組は次のニュースへ移っている。
ルビーは、スタジオを離れ自分のデスクに戻ると、腕にはめていた活動量計を外し帰りの準備を始めた。
彼女は明日から休暇に入る予定だ。
すると、ボスのフランク・ヤングがチョコレートをかじりながらやって来た。
「ウォー 俺の分?」
彼は、ルビーの活動量計を見ると茶化し始めた。
「使うの?」
ルビーは苦笑しながら上司にジョークを返す。
「時計ならな」
「自動販売機までなら歩くでしょ」
そう言ってルビーはフランクへ活動量計を差し出した。
「笑えるね 今日もよかったよ 週末は妹さんの結婚式か あっ、お父さんによろしく」
「ええ フランク」
すると、帰りかけたルシーを再びフランクが呼び止めた。
「羽を伸ばしてこい 楽しめ」
「ええ」
ルビーはフランクに微笑むとデスクをあとにし
同僚のアンジェラのデスクへ向かった。
ルビーは、彼女にも一言挨拶をしたかったからだ。
「じゃあ 帰るわ」
「スポーティーね 一緒に走りに行く?」
アンジェラは彼女をジョークで迎えた。
「あなたは早すぎるわ アンジェラ」
「妹さんの様子は?」
アンジェラは胸の前で指を絡めると、まるで自分の事のように嬉しそうに訊ねた。
どうしても結婚式の迫ったルビーの妹シャーロットのことが気になるようだ。
「あれこれ心配してる 噂をすれば花嫁からよ」
ルビーはバッグからスマホを取り出すとアンジェラと並んでTV通話を始めた。
「どうも」
シャーロットが初めに挨拶をすると
「早くドレス姿を見たい」
アンジェラは結婚式が待ちきれないようだ。
「ありがとう」
「両親を連れて朝に着く予定よ そっちは?」
今度は、ルビーが少し心配そうに聞いた。
「荷造りが大変そうよ 忘れ物をしそう」
「式場は近いから大丈夫 安心して また明日ね」
「分かった じゃあ」
ルビーの言葉で少し安心したシャーロットは電話を切った。
すると、今度はアンジェラがルビーを労うように言った。
「美しいリゾートで 挙式まで5日間休める ゆっくりして」
「そうする 日曜日ね」
「結婚式で」
しかし、ルビーにとって羽を伸ばすはずが
とんでもない事件に巻き込まれることに…
続きは本編で!
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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます
(配信は投稿時のものとなります)
勝手に私見考察
ここからはネタバレを含みます
ホールマークのミステリードラマと言えば
イケメン刑事とのロマンスも見どころ!
しかし、イケメンなの?イヤ失敬…
ジェイクとの関係もそれほど発展もなく
なんとなく、お互い気になる存在のまま終わってしまった~
しかもジェイクの趣味はお菓子作り!
どうやら彼の祖母の影響を受けているらしいが…
ホールマークのドラマと言えば、理想的な家族像に仲間との良好な関係が描かれるドラマが多いのだけれど
登場人物の背景もイマイチ掘り下げられず
何だかストーリーが薄っぺらいまま終わってしまった…
これじゃ視聴率も上がらんね~