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海外ドラマ:クィーン・メアリーseason1】カトリーヌの罠③(10話~12話まとめ)

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今回紹介するのは クィーン・メアリーseason1

王妃の運命

前EPの中でカトリーヌは、ケナの軽率さと愚行が許せないと、ディアーヌに毒を飲ませるよう指示しました。

この時代の王妃達は、まさにサバイバーです。

有名なマリーアントワネット、イギリス:ヘンリー8世の妻アン・ブーリン、オーストリア皇后エリザベート等々…王妃も知識と知略に優れていなければ足元をすくわれ処刑されたりする時代です。

メアリーとイングランド王位継承を争うエリザベス1世は、ヘンリー8世と妻アン・ブーリンの王女です。

アンは愛人から王妃となりましたが、その後流産を繰り返し世継ぎを産むことが出来ませんでした。

するとヘンリー8世は、アンに罪をなすりつけ処刑してしまいます。

その為にエリザベスは、庶子となってしまいます。

なんとも皮肉な話ですが、後にエリザベスはイングランド女王になるのです。

この話はイギリスBBC製作ドラマ:ウルフホールで詳しく観る事が出来ます。

カトリーヌがメアリーに言った「我らの地位に幸せはない」「権力は常に儚い」このセリフは、実に言い得て妙でした。

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只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)      

 

EP10

バッシュは庶子でありながら、王位継承権の正当な継承者フランソワから権利を奪った事になります。

そのために、バッシュに不満を抱く反対分子がいつ動き出すのかわかりません。ディアーヌは、バッシュの護衛にアレックを付けました。

また、アンリはバッシュの能力を測る為、摂政の仕事を任せることにします。

しかし、最終的にローマ教皇が認めなければ王位継承権を与えられません。

先ずは摂政の仕事として、民の苦情の裁きをする事に…

バッシュの破滅を図るカトリーヌ。

彼女は、暗殺やスキャンダルを次々に企てます。

反逆者の娘イザベルはバッシュの従妹でした。イザベルが盗みを働いたと冤罪で捕らえられたのです。

そこで、バッシュとメアリーはイザベルを逃がす計画を立てます。

しかし、イザベルは今にもお産が始まりそうな妊婦です。時間はありません。

メアリーは、ケナ達にカトリーヌの監視を頼みました。陰謀の証拠を掴めばカトリーヌを破滅させる事ができます。

そして、メアリー達は宮廷から脱出しました。

一方、宮廷ではケナ達がカトリーヌに罠を仕掛けます。

そして、カトリーヌに向かってバッシュに危害があればアンリとフランソワにばらすと脅しをかけます。

果して、メアリーはカトリーヌを追い詰める事が出来るでしょうか…

EP11

赤ん坊は、宮廷の乳母ジャンヌの実家へ預ける事になりました。ペイガンの儀式で、赤ん坊の踵に傷がつけられている為、治ってから修道院へ預けることにしたのです。

そこへ、国王のアンリとメディチ家が宮廷に到着する知らせが入ります。

カトリーヌは、メディチ家の出身です。

メディチ家のフランチェスカとピエトロと久しぶりの再会でした。

そして、彼らはアンリが教皇と会うより先に手をまわしたために、教皇はアンリと会いませんでした。

また彼らは、反逆罪として裁かれる事になってるカトリーヌの尋問が、公平なものか2人が立ち合う事にしてしまい、カトリーヌの幽閉も監視を付けることで解いてしまいました。

しかし、アンリの決意は固く、カトリーヌを反逆罪に貶めるための証言者や証拠を捏造すると言い出します。

そして、カトリーヌの尋問者には旧友の子爵リシャール・ドラクロワに頼みました。

しかも彼には、カトリーヌに城を追放された過去があります。

このままでは、カトリーヌは処刑されてしまう…

彼女が助かるには、バッシュを破滅させフランソワを復権させるしかありません。

このままカトリーヌは破滅してしまうのでしょうか…

生き残りをかけカトーリヌは策略を仕掛けます…

EP12

バチカンからの王位継承権承認の知らせはなかなか届きませんでした。

メアリーは不安な気持ちで一杯です。

そんな時、カトリーヌは自分が処刑されれば、幼い子供達は殺せと命じられてしまうとメアリーに訴えました。

メアリーは、バッシュと我が子同然に子供たちを育てるとカトリーヌに約束しました。

そして、カトリーヌの娘と分かったクラリッサも一緒に世話をすると伝えると

もはやクラリッサは人間ではなく獣と同じ、いっそのこと死なせてやった方が情けだと、カトリーヌは言いました。

そして、いくらメアリーが約束しようとも、自分が死ねば子供達は守れないとカトリーヌは悟っていました。

方や、バッシュに寝返った枢密顧問官のユーゴ卿は、旗印となる王子達を永遠に遠くへやった方が良いと、バッシュとメアリーに助言をします。

 

その頃、女官のローラは、弟のフレデリックに会いにパリの賭博場に来ていました。

フレデリックは、賭けで作った借金の返済をローラに頼んでいたのです。

しかし元締めのモーリスは、ローラを気に入り因縁をつけて、なかなか2人を帰してくれません。

何とか金貨でかたを付けたいローラですが、モーリスは一向に応じませんでした。

そこへ「4倍払う」と言う声がします。そこに現れたのはフランソワでした。

フランソワが申し出た賭けは成立し、カードゲームで1回勝負で決着となりました。

しかし、フランソワはその勝負に負けますが、調子に乗ったモーリスに16倍に吹っ掛けられ2回目を行うことに…

すると、今度は勝つことができました。

何とか難を逃れたローラとフランソワは、そのまま彼の部屋へ…

フランソワ~と思うところですが…一夜の情事のつもりが、

まさかの~の展開に…

一方、宮廷ではシャルルとアンリを元気にさせようと、子供たちを集め皆で楽しんでいました。

子供たちは、お面を被って遊んでいます。

ところが、シャルルとアンリの姿を見失ってしまいます。

子供たち全員にお面を外させましたが、2人の姿はどこにも見当たりません…

このエピソードでは、カトリーヌが子供達を守る為に自分の命も顧みない強い愛情を見せてくれます。

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勝手に私見考察

ミーガン・フォローズは、悪役のカトリーヌを実に魅力的に演じています。

また、アンリに対する積年の思いや、夫婦間の行き違いのシーンは、もっと早く話し合ってれば良かったじゃん!と夫婦アルアルで共感できます。

そんなミーガン・フォローズは、セリフの合間にかなりアドリブを入れているようで、メアリー役のアデレイドは自由に演じられるミーガンが羨ましい。悪役を演じたいとインタビューで語っています。

王室版ゴッシップガールとも言われる本作品ですが、ハラハラドキドキ感と感動と見どころ満載です。

メアリーもフランソワを助ける為といえ、大きなリスクのある選択をしました。実に多くの人を巻き込んでしまいます。この選択の結末は…次のエピソードへ続きます。

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