今回紹介するのはクィーン・メアリーseason1
前回からの続きクィーン・メアリーseason1です。
前回の1~4話では、フランスとスコットランドの同盟、イングランドのスコットランド侵攻によって、若い2人の婚約や恋愛関係も翻弄されていく様が描かれていました。
しかし、その事で2人の絆は固く結ばれます。
フィクションだと思いますが、メアリーがフランス国王相手に、条約の改善を迫ったシーンは、交渉術として学ぶべき所がありました。
王妃カトリーヌの策略に多くを学んだ(?)メアリー。
この後のEPも2人の婚約を破棄させる為、カトリーヌの策略の手は緩みません。
後半の展開は??な部分もありますが、13話で終了予定だったシーズン1。
好評の為、22話まで追加されたようです。
益々フランソワの熱いハートにやられます。
EP5
フランソワの元恋人オリビアが、森でペイガンに襲われフランソワの元へ助けを求めて現れます。
オリビアは、フランソワとの関係が相手側に知られ破談になってしまったのでした。
フランソワは、責任を感じ彼女の力になりたいと言います。
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EP6
オリビアの本当の目的は、フランソワとよりを戻す事でした。
そして、オリビアは愛人にして欲しいとフランソワに懇願します。
フランソワは、メアリーの思いとは反対に、オリビアを城内の東棟に保護をする事に決めてしまいます。
メアリーは、フランソワに腹を立て収穫祭でワインを飲みすぎて酔ってしまいます。
バッシュに愚痴をこぼしているうちに…2人はキスをしてしまいます。
その時、メアリーを探していたフランソワが2人のキスを目撃していました。
2人の溝は深まるばかり…
実は、オリビアを操っていたのはカトリーヌでした。
オリビアに家族の事やフランソワとの結婚を出汁にそそのかされ、フランソワを誘惑していたのです。
オリビアは「私を嫌いでは」
とカトリーヌに尋ねますが「操れない王女よりマシ」とカトリーヌは答えると、次は妊娠するようにとオリビアに要求しました。
しかし、メアリーは裏でカトリーヌが関わっていると勘づいていました。
その夜、バッシュの前にペイガンの青年が現れます。
生贄の儀式を2回も邪魔したバッシュに、代わりの生贄を用意しろと要求しました。
青年は、バッシュが選ばないならペイガンが選ぶと言うと…
自ら飛び降り、死んでしまいました。
翌朝、メアリーが目覚めると枕元にネックレスが置いてありました。
それは…あのペイガンの青年がしていたネックレスです。
ペイガンは、バッシュにとってメアリーは大切な人だと知っていました。
彼らは、メアリーを生贄に選んだのです。
バッシュはメアリーをペイガンから守れるでしょうか…
そして信頼し合っていたフランソワとバッシュの間に、亀裂が入ってしまいます。
EP7
アンリ王は、農民の暴動を鎮める為、兵を引き連れ城を出発していきました。
フランソワは、イタリアから訪れる伯爵をもてなす為に城に残っていました。
カトリーヌからオリビアの事を煽られメアリーは、フランソワに会いに行きます。
メアリーは、フランソワへの割り切れない思いを告白しますが…
しかしフランソワは、冷静にいる為に距離を置きたいと言いました。
結局2人は、分かり合えないまま別れます。
この日訪れたイタリアのビンセント伯爵とは…
イタリアとフランスの戦時中、彼の息子ロベルトが捕虜となり8ヶ月間フランスに囚われていました。
そして、息子の解放のため身代金を払ったという因縁がありました。
城内に不穏な空気が流れます。
その頃、グリアとレイスが外出しようとしていました。
そこへビンセントの衛兵が現れ外出禁止にされ、城は瞬く間に占領されてしまいます。
実は、バッシュはペイガンとの1件で、疲労のため出兵を止めて城内に残っていました。
母親のディアーヌは、フランソワが国王になったら2人ともどうなるか分からないとバッシュに不安を打ち明けました。
そこで、彼女が王位継承権をバッシュにも与えるように教皇へ相談していることを、バッシュは突然聞かされます。
バッシュは、断固として断りました。
そこへ、突然イタリア兵が部屋へ押し入り、2人は捕らえられてしまいます。
実は、ビンセントは外交儀礼で訪れた訳ではありませんでした。
彼の息子は解放された後、その帰路で亡くなってしまったのです。
ビンセントの本当の目的は復讐だったのです。
城は、既に完全に制圧されてしまいました。
ビンセントは、国王が不在の時を狙って賠償請求を求めます。
カトリーヌとフランソワは、ビンセントの要求通り身代金を渡しました。
しかし、ビンセントは償いにはならないと言います。
この機とばかり、カトリーヌはメアリーを花嫁として連れて行けばいいと言い出します。
当然フランソワは断固として応じません。そして、代わりに自分を人質にするように言います。
ビンセントはフランソワの申し出を承諾しました。
カトリーヌとメアリーは、フランソワ救出と皆で城から脱出するため協力することにします。
脱出作戦は、秘密の通路から全員を脱出させるために、まずは夜の宴を利用する事にしました。
初めにカトリーヌとメアリー達が囮となります。
その隙に皆が脱出を始め、宴の途中でメアリー達が中座しその隙に脱出するという策でした…
そして、カトーリーヌは最後まで残ると言います。
しかし、敵対する王妃をメアリーは信用できません。
そんなメアリーに”愛する息子の為なら地獄に行く。今は信じなさい”とカトリーヌは誓いをたてます。
もしフランソワがイタリアへ連れて行かれたら生きては帰ってこない…メアリーは十分に承知していました。
そして、カトリーヌに”一緒に地獄へ行きましょう”と誓います…
カトリーヌとメアリーの計画は…
手に汗握る脱出劇が始まります。
このEPは本当に盛り上がります!
EP8
教皇が宮廷を訪れ、イングランド女王の危篤を知らせます。
まだ、王位継承者を指名していない中で、アンリはメアリーの王位継承権を主張してフランソワとの結婚を勧め、フランスの支持を示すと公に宣言したのです。
ところが、メアリーは継承権の主張に消極的でした。
アンリの野望!それはフランス、スコットランドそして、イングランドを支配する壮大な夢でした。
アンリと教皇の後押しがある今が、2人の結婚へ踏み切るチャンスです。
メアリーとフランソワは庭園を散歩をしていました。
イングランドの継承問題はあるものの“2人で乗り越えよう”とフランソワが言いました。
そして、フランソワは膝まづくとメアリーの手を握り、メアリーにプロポーズをしたのです。
メアリーは大喜びでプロポーズを快諾します。
何とか2人を破談にしたいカトリーヌ。
とうとうメアリーにノストラダムスの予言を打ち明ける事にします。
しかし、その事が公になればカトリーヌとノストラダムスは火炙りになってしまいます。
カトリーヌは最後の賭けに出たのです…メアリーが自ら身を引いてくれることを。
メアリーは予言を信じるのでしょうか…
それとも、自分の気持ちを貫きフランソワと結婚に踏み切るか…
EP9
王の追手に見つかりメアリーとバッシュは、宮廷へ連れ戻されます。
バッシュは、そのまま収監されてしまいました。
フランソワは、メアリーに理由を問い詰めますが、メアリーは、ただ結婚できないと譲りませんでした。
アンリは、フランソワと結婚し継承権の主張をしなければ、バッシュは、反逆罪で死刑だとメアリーに結婚を迫ります。
カトリーヌは、予言の話をフランソワにしても説得する事は出来ないと、メアリーの提案を承知しませんでした。
しかし、メアリーは、フランソワに打ち明けることにしました。
ところが、統治者として自分の運命を選べ!今すぐ結婚しよう!
フランソワは「リスクは背負う。これは僕の人生だ」結婚をすることを諦めませんでした。
しかし、メアリーは予言を信じ「諦めるわ」と言って立ち去ってしまいます。
メアリーは、アンリに会って3番目の提案をします。
それは、フランソワではなくバッシュと結婚すると言うのです…
それを知ったフランソワは、バッシュのもとへ向かい、怒りにまかせバッシュを殴って責め立てます。
そこへメアリーが止めに入りました。(ケンカを止めて~2人を止めて~♬)
フランソワは、「君を愛してる。これで僕を救ったつもりなら、許せない、間違いだ」と言い残して去って行ってしまいます。
フランソワを待ち受ける厳しい現実と喪失感…
このメアリーの選択は、この後の国家情勢の不安定を招き、多くの人々が翻弄されて行きます。
王位継承権順位の変更がもたらした、国論の分断をどう乗り切っていくのでしょう
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勝手に私見考察
占いや予言で全てを失ったフランソワ。酷すぎます…
まあ、カトリーヌは自業自得ですが…
次のエピソードからは、カトリーヌはとっても苦しむ展開に!
しかし、タフなカトリーヌは本当にサバイバーだ。
リアリストであれば、フランソワの言い分の方が正論でしょう。
しかし、大切な人が死ぬと予言されたら…確かに迷いますよね。
事もあろうに、メアリーとバッシュが結婚!王位継承権も白紙!
フランソワにとって死ぬより辛い…だろうなと思います。
次のエピソードに続く。