今回紹介するドラマは マナー・オブ・デス
2020年 タイ WeTVにて放送 全14話(1話40分)
近頃、タイドラマのBL作品が人気になっているようです…
そこで！今回私は作品の紹介記事とW主演のイケメン2人に惹かれ
今まで踏み込んだ事のないジャンル“BL(ボーイズ・ラブ)”を観てみることにしました。
そして、その結果は…
イケメン揃いのキャストに純愛＆難解なクライムサスペンスが描かれていて
予想以上にかなり面白い！
すっかり、沼にハマってしまいました！
あらすじ
法医学者のバンは、子どもの頃過ごしたタイ北部の田舎町ウィアン・バー・モークの病院に
医師として赴任してきました。
着任早々、バンは親友だったジェーンと15年ぶりの再会を果たします。
ところが…
その数日後、何と！ジェーンは死体となって自宅で発見されたのです。
警察の検視官も担うバンは、その現場検証に立ち合う事に…
ジェーンの死は、現場の状況から自殺だと思われましたが
バンが現場検証から導いた結論は、自殺ではなく他殺だったのです。
そして、その容疑者として浮上したのは…
第一発見者でジェーンの恋人テーンでした。
ところがバンは、数日前に容疑者テーンと運命的な出会いをしていたのです。
事件の数日前…
それは、エム警部に若者に人気のバー“ミスト”へ誘われたことがきっかけでした。
その日、バンはお店の駐車場でエム警部を探していました。
すると、すれ違いざま1人の男性と目が合います。
その刹那…2人は見つめ合いました。
その後、エム警部と合流したバンは、ついつい羽目を外して飲みすぎてしまいます。
バンがふらつきながらダンスホールで踊り始めた時…
駐車場の男性と偶然ぶつかり、倒れそうになったバンを彼が支えてくれました。
再び見つめ合う2人
その時、バンは思わず彼にキスをしてしまったのです。
その翌日
それは、病院の医院長の誕生パーティーの会場でした。
招待客には、町のVIPが揃う豪華な顔ぶれです。
そんな中、2人は思わぬかたちで再開します。
彼は、ジェーンの恋人テーンとしてバンに紹介されました。
仲良く手をつなぐジェーンとテーン…
こうしてバンとテーンはほろ苦い再会をしたのです。
そして、事件発生後テーンは、親友を殺害した容疑者になっていました。
互いに惹かれあう2人が検視官と容疑者に…
そんな矢先、警察は自殺として事件の幕引きを図ろうとします。
突然の幕引きに納得できないバンは、自ら事件の真相を突き止めようとしますが…
それは、ますますテーンの疑惑が深まるばかりでした。
本当に彼が親友を殺害したのか…
その日から、バンは何者かに脅される事になったのです。
続きは本編で！
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(配信は投稿時のものとなります)
タイのお国柄がBL人気を後押し
数十年も昔の話ですが…
私がタイに旅行へ行った時のお話
当時もタイは本当に楽しい国でした。
料理も美味しいし～
タイの人々は親しみやすいし～
仏教の国、親日で知られるタイ
この国なら移住できる！と思った数少ない国の1つでした。
ところが、現地ガイドさん曰く…
タイ男性はニューハーフの割合が多く
女性が恋人を探そうと思うととても大変～！
と愚痴をこぼしていました。
このドラマの中でも、イケメンカップルを暖かく受け入れている町の人々が描かれています。
実に、性に対して寛容で自由なお国柄だと納得できるエピソードを思い出しました。
そして、タイでは2020年に同性婚を認める法案が承認されています。
ニューハーフ・ショーが観光の売りだったタイ
今度は、BLを国からも後押ししようとしているようにも思えてしまいますが…
とは言っても、この国では公序良俗に関しては今でも検閲があるようです。
ヌード、性交、薬物、宗教的感覚を害するような作品には厳しい検閲が行われ、該当する箇所にはモザイク等の処理がなされる。また、例えば俳優がお金を賭けたトランプをしている場面では、法律で禁止されている旨の注意文が表示される。(出典：wikipedia）
もしかしたら…【マナー・オブ・デス】は、タイ国内で放送するにはかなりセンセーショナルな内容なのかもしれませんね。
キャスト紹介
何の前情報もなく観終わった私は
あのイケメンたちは一体…
と気になってググってみたところ…
W主演の2人は、タイBL界のレジェンドカップル”MaxTul”だと知りました。
そして、2人は”MaxTul”としてイベントやバラエティー番組でも活躍しています。
↓MaxTul JFC（Twitter）ファンクラブです
驚くことに、そんな時でもこの2人…
ベタベタ＆イチャイチャしているのです！
さすがにチョット⁉しますが
男女のイチャイチャと違って、そんな2人が可愛く見える（兄弟みたく）とても自然な感じでした。
また、2人の共演が今回で4回目とあり
流石に息の合った演技で安定感もバツグン
BL初体験の私には、彼らの純愛がグッと突き刺さりました。
そうなんです！完全にハマってしまったんです！
バン （バンナキット・ソンサックディナー）/バコーン・タナスリヴァニットチャイ（トゥン）
田舎町ウィアン・バー・モークに赴任した法医学者
テーン（ヴィーラポン・インカムウィアン)/ナッタポン・ディロックナワリット（マックス）
ジェーンと塾の共同運営者で塾講師ですが謎の多い人物
M警部（.T.ジラパット・プラサド)/サポン・アサッワマンコーン
優秀な警察官 ジェーンの事件をきっかけにバンとは反目する関係になってしまいます。
プード（サンサック・サングル )/パタラ・エークセンクル
バンの親友で検事 テーンの異母兄
ジェーン（ゲンジラ・スキョッド)/チョンニカーン・ネーチュイ
バンの親友で高校教師。また教師のかたわら、ティーンと共同で塾も運営しています。
ルン（ルンティワ・スキョード)/ナットワラー・ウォンワーサナー
ジェーンの姉でスパのオーナー
ポー/スラパン・チャーオパークナム
プードの実兄でテーンの異母兄
オート/ナッタポン・ピブーンタナキアット
バンが指導する研修医
タット/ブーディス・ウィセーチット
ポーとダム兄貴の手下
ソラウィット/テートピッシット・チャールコーンアビワット
町の高校生でテーンの塾生
何故、BLにハマるのか考察してみる
実は、このBLというジャンルは、いま流行っているだけでなく
1970年代頃から一定数の支持を得ているジャンルなんです。
特に少女コミック、ラノベでは根強い人気があるのではないでしょうか！
私が知っているのは、バンコランとマイライヒ（byパタリロ）くらいですが…
↑こんなの反則級のキュンキュンシーンでした♡
そして何と言っても、毎回かならずテーンからバンへの、甘～い口説き文句と熱～い眼差し
そりゃ～みんな好きになっちゃうでしょ！
反則級に上手い！
クサ～イ演技も吹っ飛びます
そこで
ハマってしまう女性心理に迫ってみたい
私が思うところ、BLにハマリやすい層があるのではないかと思います。
それは、まず若～い世代
まだ、甘酸っぱい恋や恋に憧れている女子
それと、私のようにリアル恋愛時期が終わりを告げ、現実しかない結婚生活を送っている
単に胸キュンを思い出したい女性
それでは、私たちハマる層の心理とは…
これはもう言うまでもないかもしれません
1．女性ファンにとって“ノーストレス”で夢の世界に没頭できる！
ノーマルな作品の場合、恋人役の女優やそのライバル役に、ついつい感情移入
そして、毎回イライラしたり…嫉妬したり…
ストレスを感じる事が多いのですが
BL作品の登場人物は、男性が多く余計な感情移入はいりません。
なので“ノーストレス”でストーリーにどっぷり夢の世界に浸れるわけですね。
2．イケメン揃い
先ずはイケメンカップル！
ここは鉄板ルールでしょう
また、それにプラス清潔感があることが必須ではないでしょうか
おまけに、他のキャストもイケメン揃いなら
どのイケメンがタイプかな～ どっちもカッコイイ～
なんて、乙女心が炸裂です
3．2人の関係が純愛で切ない！
まるでロミオとジュリエット(古い～わかるかな？)のように純愛で、障害が大きいほど
切ない気持ちになって、ますます恋の行方にドギマギさせられます
そして、ピュアな恋であればあるほど
癒されるシーンの連続で、ますますハマってしまうんです
4．理想の男性像にハマる
登場人物の誰かは…
きっと、あなたが求める理想の男性像のはずです。
強引だけど守ってくれる！
寄り添ってくれて、慰めてくれる！
手料理を作ってくれる！
壁ドンしてくれる！
な～んて憧れますね
などと色々と挙げてみましたが、
要はキュンキュンしたいんです！
さあ【マナー・オブ・デス】でキュンキュンしまくりましょう！
