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【ドラマ:キリング・イヴ/Killing Eve】シーズン3 コント風スパイ・スリラーになってしまったのが残念! 

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今回紹介するドラマは キリング・イヴ/Killing Eveシーズン3

2020年 BBCアメリカで放映されたイギリス製作のテレビドラマのシーズン3。

原題:Killing Eve

全8話(42~43分)

原作: 原作はルーク・ジェニングスのスリラー小説『ヴィラネル』シリーズ

【予告編】『キリング・イヴ SEASON3』2022年4月20日(水)レンタル開始

残念ながらシーズンを追うごとにイマイチになってしまったキリング・イヴ(個人の感想ですが…)

その原因は何か!

いつの間にか、凄腕の暗殺者ヴィラネルの狂気が何処かへ行っていまいお茶目な暗殺者に変身、MI6 とトゥエルブとの攻防も殆ど無くなってしまった。

それどころか、キャロリンとコンスタンティンの過去の関係もあって味方なの?と

敵味方が曖昧で馴れ合い状態!

あのスリリング感や人を殺す前の嬉々としていたヴィラネルはすっかり消えてしまいました。

もはや、ラブコメ作品になってしまったのです。

シーズン1の出来が良すぎた~

おススメ度:★★☆☆☆ つまらなくなったのは、監督、脚本家とも実績のあるビックネームが消えてしまったせいかな?正直、全話観終わるまでに飽きてしまった。
 
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追加キャスト紹介

ジェイミー・ヘイワード/ ダニー・サパーニ

オンライン出版社「ビター・ピル」のケニーの上司で編集長 

ベア/ ターロック・コンヴェリー

「ビター・ピル」のケニーの同僚でハッカー

ジェラルディン・ストートン/ ジェマ・ウィーラン

キャロリンの娘。ケニーの姉。仕事を優先してきたキャロリンとの関係を改善しようと居候しますが、キャロリンからは一段と疎まれてしまいます。

モー・ジャファリ/ラージ・バジャージ

MI6の新人でキャロリンの部下

ダーシャ・ダズラン/ハリエット・ウォルター

ヴィラネルの元トレーナーでメンター ソ連時代にオリンピックの体操選手からスパイに転向しました

エレーヌ/カミーユ・コッタン

闇の組織「トゥエルヴ」のメンバー 昇進したヴィラネルの上司

メインキャストはこちら↓で紹介しています

あらすじ 第1話 焦っちゃだめ(42分)

1974年 モスクワ

ダーシャ・ダズランは、女子体操種目のオリンピック代表を目指し厳しい特訓を受ける毎日を送っていました。

貧しい身分のダーシャにとって、メダリストになれば豊かな生活を手に入れる事が出来るのです。

ダーシャは滑り止めの粉を手にはたき、段違い平行棒の練習を始めようと意識を集中させました。

ところがその時、1人の男子選手が練習場へやって来ると、そのまま見学を始めるのです。

一瞬、ダーシャは集中力を削がれてしまいますが、

再び気を引き締めて鉄棒の下へ立ちます。

間もなく練習曲が流れ始め、ダーシャは段違い平行棒へぶら下がりました。

そして、次々と技を決めていきます。

ところが、最後の着地に入る直前、先ほどの男子選手が練習場を出て行き

またもやダーシャは集中を削がれ、着地で2,3歩足が出てしまい失敗してしまいました。

「何やってる 自分に厳しくなれ 底辺の暮らしに逆戻りしたいか?」

ダーシャは、コーチから厳しく叱責されてしまいます。

練習後

ダーシャは、あの男子選手とロッカールームで待ち合わせをしていました。

そして、少し遅れて彼が入って来ます。

「君は勝者だ」

彼はそう言って、摘んできた可愛い花をダーシャにプレゼントし、顔をそっと近づけました。

そして、2人はキスを交わします。

ところが、突然男子選手は悲鳴を上げダーシャを突き放したのです。

何と、彼の唇からは血が滴っていました。

いったい何が起こったのか戸惑っている彼をダーシャは激しく殴り始めます。

そして、可哀想な彼は、瞬く間に意識を失い倒れてしまいました。

すると、ダーシャは彼を座らせ、その顔の上に大量の“タンマ”をかけ始めます。

意識のない彼の顔は、大量の白い粉で真っ白になっていました。

現代 スペイン

「それで、運命の瞬間が訪れたんです 空港で出会うなりこう言われた “どこへでも一緒に行く”と」

スペインのお屋敷で結婚式が開かれていました。

富豪で美しい新婦マリアは、スピーチで2人の馴れ初めを紹介しています。

彼女の招待客は、2人の門出を祝って祝杯を上げました。

そして、続いて新郎のスピーチが始まります。

ところが何と…マリアの隣に座っているのは

黒いスーツを着たヴィラネルだったのです。

ヴィラネルは、グラスを片手に立ち

「結婚って楽しい もっとすればよかった」

と会場を沸かせます。

彼女がスピーチをしているその時、ドアの閉まる音が響きました。

ヴィラネルは、それが気になり黙って耳を澄ませています。

しかし、静まり返った会場には、シラケた空気が漂い始めてしまいます。

すると、マリアが慌てて咳払いをしました。

それに気づいたヴィラネルは、スピーチの続きを始めました。

「出会ったのは 大失恋の直後だった 最悪の別れよ

でも 元カノのことを振り返ると… こう思える あの女が死んでよかった」

それを聞いたマリアは声を出して笑っています。

しかし、招待客は怪訝そうに顔を見合わせていました…

その後、パーティーは最高潮を迎え、みんなで演奏に合わせダンスを踊り楽しんでいました。

マリアが踊りながらヴィラネルを誘っています。

ところが、ヴィラネルは再び人の気配を感じて、その影を追いかけ廊下に出て行ってしまいました。

しかし、そこには誰もいませんでした。

そして、いよいよウェディングケーキがカットされ結婚式は大詰めを迎えます。

ヴィラネルがケーキを一口入れると、皆が再び2人を祝福しました。

その時、ヴィラネルはドアからひっそりとこちらを見ている初老の女に気づきます。

その女は、今度は真直ぐヴィラネルに視線を合わせていました。

すると、ヴィラネルは怒りを露わにして女に突進するのです。

2人はテーブルを倒して揉み合っていました。

ヴィラネルは、元メンターのダーシャ・ダズランの上に馬乗りになると髪を鷲掴みにし

「晴れの舞台なのよ!」

と恐ろしい形相で、今にも殺さんばかりの勢いです。

マリアや招待客たちは、慌てて2人を追いかけ心配そうに取り囲んでいました。

「心から…祝福するよ!」

その時、ダーシャの拳がヴィラネルの顔面に入り床へ倒れます。

そこへ、マリアが心配してヴィラネルを抱きかかえますが、

怒ったヴィラネルはマリアを払いのけ、ダーシャへ飛び掛かりました。

マリアはその勢いでよろめいて男性にぶつかってしまいます。

すると、その男性が別の男性とぶつかり2人は口論を始める始末。

そして、会場ではそこかしこで言い合いが始り乱闘騒ぎになっていました。

祝福ムードは一変し、マリアは余りの事に泣き叫んでいます。

傷だらけの顔をしたヴィラネルとダーシャは、屋敷から追い出され

ブライダルカーの後部座席に揃って乗っていました。

“新婚ホヤホヤ”

そう書かれたブライダルカーは、空き缶をガラガラいわせ一本道を走って行きました。

続きは本編で!

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ファイナルシーズンはこちら↓

勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

シーズン3では、前話で伏線を張り、後に種明かしをするパターンで、

それはそれで、面白かったんです。

しかし…

次の展開が気になる~とは ならなかったし、退屈にさえ感じてしまいました。

このシーズンでは、ヴィラネルが暗殺をすることに嫌気がさし昇進を希望する展開。

そのためなんでしょうか…

暗殺者ヴィラネルは、いとも簡単に侵入し、あっさりと任務を遂行出来てしまいます。

前シーズンのように、壁をよじ登ったり相手をおびき寄せ、罠にハマった相手を嬉々として殺すような

観ている側がハラハラドキドキする展開は、すっかり無くなってしまいました。

しかし、ヴィラネルのお株を奪ったのが、新ハンドラーのダーシャでした。

ダーシャが、ヴィラネルとイブを引き裂くためにターゲットにしたのが、ポーランドに帰郷したニコでした。

まんまとニコのスマホを盗み、イブをポーランドにおびき寄せ

イブの目の前でニコの首にピッチフォークを突き刺すのです。

正に、息を呑むシーンでした。

しかも、冒頭シーンでの恋人の男子選手を殴り殺しするなど、かなり強烈な老女でした。

こうして、意表を突くシーンもあったのですが、ヴィラネルとコンスタンティンとの掛け合いがまるでコントのようですし、またイブとベア、モーとのボケとツッコミ具合もコントでした。

そうなんです!

ブラックコメディも好きですが、その反対にスリラーものらしくスリリングな緊迫シーンでメリハリがなく、単調になって退屈に感じる

このパターンがつまらなくさせてしまったのではないでしょうか。

さあ、どうでしょう~

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