ブログランキングに参加しています

【Hallmark Mysteries グルメ探偵ヘンリー】理想的な熟年カップルが素敵なミステリー 続編はある?

スポンサーリンク

今回紹介するドラマは グルメ探偵ヘンリー

概要

2015年5月 ~2020年1月に放送されたアメリカ・カナダ合作のテレビ向け ミステリー映画シリーズ

アメリカでは、このブログでお馴染み ホールマーク・ムービーズ&ミステリーズで放送されました。

原題:Gourmet Detective

全5話(1話 83分~88分)

原作:ピーター・キングの同名小説シリーズ

原作は全8巻ありますが、本シリーズでは5作までが映像化されています。

続編はあるのかな?

続編の情報を探してみましたが、このような記事を見つけました。

マギー役のブルック・バーンズがアビー・バーンスタイン のインタビューで

シリーズには9冊の本があり、映画も9本作ることを期待しています。

当初、この作品が9作製作されることを期待していたようですが…残念ながら

4年経った今も、第6話が製作された情報はありません。

ちなみに、原作は全8巻が発行され、現在は廃版のようです。

なお、日本では『グルメ探偵、特別料理を盗む』と『グルメ探偵と幻のスパイス』の

2巻が日本語訳され中古で販売されています。

レビュー評価も高いので興味のある方は早めにご購入を!

このドラマシリーズは、もともと年1作のペース(1,2話以降)で放送されていました。

第5話のラストを見る限り、最終話でも納得できるし、

シーズン2更新も期待できるような仕上がりになっていました。

もしかしたら…しばらく経ってからのシーズン2放送?

まあ…さすがにないか~

Gourmet Detective

 

原作は、事件そっちのけでグルメ中心なストーリーで、

グルメ探偵はドジでおっちょこちょいなキャラのようです。

一方、ドラマはというと

ヘンリーとマギーが容疑者と刑事の対立からの恋人へ…

そして、お互いそれぞれが背負っている人生の

良き理解者へと2人の絆の深まりを進行形で描いた大人のラブコメを堪能できます。

強いて言えば、ヘンリーのドジでおっちょこちょいキャラは原作に寄せていたんですね~

おススメ度:★★★☆☆ サスペンスよりも2人のラブストーリーがメイン。正に!熟年カップルの理想系ではないかな。また、犯人はあさっり逮捕で安心して観られるライトサスペンス。
スポンサーリンク

キャスト紹介

主演のディラン・ニールは、奥さんのベッキー・サウスウェルと

脚本を共同執筆し製作総指揮まで務めています。

正に!ディラン・ニールの作品ですね。

ホールマークでは先の作品『デビー・マコマーのシーダー コーブ』の成功で彼の評価が爆上がりだったようです。

ヘンリー・ロス/ディラン・ニール独身のシェフでグルメコンサルタント
有名なブログ『グルメ探偵』の管理人
マギー・プライス/ブルック・バーンズサンフランシスコ市警殺人課の主任刑事で
シングルマザー
マンロー/マシュー・ケビン・アンダーソンサンフランシスコ市警殺人課の刑事で
マギーの部下
ベイリー/マーク・シニア(1話~4話)
     アレックス・バリマ(5話)
サンフランシスコ市警殺人課の刑事で
マギーの部下
フォーサイス/サマンサ・フェリスサンフランシスコ市警殺人課の警部でマギーの上司
ヘンリーを事件のコンサルタントとして雇う
アビゲイル/アリ・スコビエマギーの娘
ドリス/クリスティン・ウィルスマギーの母親
離婚したマギーとアビゲイルと暮らしている
ルーシー/シャノン・チャンケントヘンリーの助手
エリカ・ノーラン/ブレンダ・クリクロウ(1話~4話)
        ロッセン・チェンバース(第5話)
サンフランシスコ市警の検死官
ジム・ロス/ブルース・ボックスライトナーヘンリーと確執があり疎遠になっていた父親
元警察官

あらすじ 第1話 グルメ探偵(83分)

ある真夜中

街で有名なレストラン“シェ・デュケット”にフードを目深に被った怪しい男が侵入した。

彼は、防犯カメラの電源を落とすと厨房の奥へと向かう。

すると彼は、引き出しの領収書の一部を盗んだり

解放厳禁の冷蔵庫のドアを開けっぱなしにし、

おまけに、ゴキブリやねずみまで厨房に放ったのだ。

そして、彼は去り際に、ふと壁に飾られた新聞の切り抜きが目に留まった。

“受け継がれる味”

その記事はレストランのオーナーシェフと姪の写真付きだった。

すると、彼はそばにあったチョッパーを握りその写真へ投げつけた…


 

サンフランシスコの朝は活気に満ちている。

シェフのヘンリー・ロスは、馴染みの店で野菜を選んでいた。

「こんなトマト 君の店にしかない 食べるのがもったいない 12個もらおう」

「今夜はパーティー?」

店主が訊ねた。

「いいや、久しぶりに料理教室を開く」

「ヘンリー・ロスが先生か生徒はラッキーだ」

「ありがとう トニー」

ヘンリーは、料理教室の準備に追われていた。


 

「マギーよ 留守電を聞いた ファイルは… ちょっと待って」

マギー・プライスは、仕事帰りに買い物を終え車を降りたところだった。

買い物袋とスマホに手をふさがれ、何とかバックドアを閉め家へと向かう。

「ファイルは私のデスクよ 資料の場所は把握している」

その時、庭に落ちていたフラフープにつまずき紙袋を落としてしまった。

マギーは大きなため息を吐くと

「かけ直す」

と電話を切る。

シングルマザーのマギーは、仕事と家事に追われる日々だった。


 

「ヘンリー」

「やあ ルーシー」

買い出し中のヘンリーが丁度スーパーを出たところで、

優秀な助手ルーシーが間に合ったのだ。

彼女はクリーニングから戻ったヘンリーのスーツと

頼んでいた品を持っている。

「クレームブリュレ用のバニラビーンズ これ明日のスーツ」

「ありがとうルーシー」

「ブログ用に写真を撮ってね ベガスからディナーの依頼よ テーマは中世」

ルーシーから次々とスケジュールが報告される。

「人数は」

「400~500人」

それを聞いたヘンリーはウンザリした。

「ベガスでプール遊びか…ペントハウスでやるなら受ける」

「言うと思った」

ヘンリーは著名なシェフでありグルメコンサルタントも引き受けている。

おまけに『グルメ探偵』というブログを書いている人気ブロガーでもあった。


 

「ただいま お待たせ」

マギーが玄関を入ると1人娘のアビゲイルの声が聞こえた。

「ママ」

「学校はどう?」

アビゲイルはダイニングテーブルで宿題をしている。

「楽しいよ」

「良かった 遅くなっちゃった」

テーブルに荷物を置くとマギーは、アビゲイルの頭に優しくキスをした。

「スパゲッティでいい? ごめん」

マギーが急いで上着を脱いでいると、奥からマギーの母親ドリスが慌てて出てきた。

「私が作る デートでしょ」

「いいの?」

「もちろん」

何だか、ドリスの方がデートを楽しみにしているようだ。

「ありがとうママ 予定より20分も遅れてる」

そう言うと、マギーは慌てて階段を上がって行った。

「美人に磨きをかけるのよ」

ドリスは、シングルマザーになって1年以上経った娘にエールを送る。


 

ヘンリーとルーシーは、買い出しを済ませ車に着いたところだった。

「ピーター・デュケットが明日会いたいって」

「何の話だって?」

ヘンリーは荷物を車に入れた。

「さあ 動揺した声だった」

「心配だな 会うと伝えて 戻って今夜の準備だ」

友人の事も気がかりだったが、2人は車に乗り込むと急いで教室へ向かった。


 

アビゲイルがキッチンカウンターでフランスパンをカットしていると

マギーが慌てて階段を降りてきた。

「どうかな 面接みたいで堅苦しい?」

彼女は、胸元に黒のレースをあしらったディープブルーのVネックシャツに黒いガーディガンを羽織り、

黒のタイトスカ―トだ。

きっと、誰もがマギーがこれからデートだとは気づかないだろう。

ドリスは、全てお見通しだったように

「赤いドレスを出しておいた」

と意味深な視線でマギーに言った。

すると、マギーもドリスの気持ちを察して

「ああいうので会う相手じゃない」

と気のない返事をする。

「なのに2度目のデート?」

すると、今度はアビゲイルが核心をついた。

「だって デートなんて慣れてないし 初デートで振るのは失礼でしょ」

そう言ってマギーはキッチンへ逃げ出した。

彼女の様子に、アビゲイルとドリスは腕組みをして

ヤレヤレと言いたげにお互い顔を見やった。

なかなか出かけようとしないマギーは、ソースの鍋をかき混ぜ始める始末だ。

「共通の話題が見つかるかも… 家で2人と食べたい」

と本音をこぼすマギーの背をドリスが押した。

「少し残しておくから行きなさい ハイヒールは?」

「嫌いなの 足が痛くなる」

「どうしようもない」

呆れたドリスがアビゲイルに囁くと

「聞こえてる!」

マギーは、とうとう諦めて家を後にした。


 

ヘンリーの料理教室には、次々と参加者達が集まり始めていた。

ほどよいスペースの教室は、白色で統一され明るく清潔感があり、

参加者がそれぞれ調理できるように、何台もキッチンカウンターが並んでいる。

そこへ1組のカップルが入って来た。

男性は女性のコートへさりげなく手を伸ばし脱衣を手伝っている。

準備をしていたヘンリーは、その女性が気になった。

何故なら、そのカップルはどこかよそよそしいのだ。

そして、その女性マギーは明らかに嫌がっている。

「引っ掛かった 自分でやるわ」

その時、主宰者の挨拶が始まった。

「始めようか 今日は素晴らしいゲスト講師を呼んでいる」

しかし、ヘンリーはどうも先ほどのカップルが気にかかる。

「有名ブログ“グルメ探偵”はご存じですね“マイクの料理教室”今夜の先生は・・・

“グルメ探偵”であり友人のヘンリー・ロスだ」

「ありがとう」

「よろしくヘンリー」

2人は握手をし、会場は歓迎の拍手で包まれる。

「すみません」

その時、教室の空気を破ってマギーがいきなり質問をしたのだ。

「“グルメ探偵”てなんなの?」

出鼻をくじかれたヘンリーだが、マギーの質問に快く答えるが…

この後、再び顔を合わせるとはお互い知る由もない

続きは本編で!

♦スポンサーリンク♦

只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                               

勝手に私見考察

前述したように、

この作品は様々な事情を抱えた大人のラブコメ&サスペンスドラマです。

若い方には…今一つ盛り上がらないかも~

しかし、真犯人は意外な人物だったり、難解な事件でほどほどに楽しめる上に

心が温まるハッピーエンドの癒し系のストーリーで観やすい!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました