ブログランキングに参加しています

【アカデミー賞ハプニング】ウィル・スミスのビンタ事件。解説とその後

スポンサーリンク

話題:第94回アカデミー賞での衝撃ハプニングとは…

話題沸騰中のウィル・スミスとクリス・ロックの衝撃ビンタ事件。

米ロサンゼルスのドルビー・シアターで27日午後5時(日本時間28日午前9時)から行われた第94回アカデミー賞授賞式の途中でそのハプニングが起きました。

「長編ドキュメンタリー賞」のプレゼンターを務めたアメリカのスタンドアップ・コメディアンのクリス・ロックがウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの容姿をネタにしたジョークを披露しました。

これに主演男優賞にノミネートされ、客席にいたスミスが激怒し壇上に上がり、クリスを思い切りビンタ!

その後会場の席に戻り、さらに放送禁止ワードを連発したため、生放送の回線が一時切られるという事態にまでなりました。

ウィル・スミスさん、壇上で平手打ち その後アカデミー主演男優賞
スポンサーリンク

解説

この暴力行為には擁護の声と批判の声が入り乱れています。

今回私は、ウィル・スミス擁護の立場で解説していきたいと思います。

先ず、クリス・ロックは素晴らしいコメディアンで俳優でもあります。このブログでも紹介している【ファーゴ/カンザスシティ】でクリス・ロックは見事な演技をみせてくれています。

そんなロックが、女性の容姿をネタにしたジョークを(会場で笑いが起こっている事が異常では?)披露するなんて…とても残念。

ロックのジョークとは…

1997年公開の映画『G.I.ジェーン』とは、主演のデミ・ムーアが髪の毛を全て剃り坊主頭にした事が当時話題になった作品でした。

しかしジェイダは、脱毛症で悩み髪の毛を短くカットしていたのです。2021年にインスタグラムに投稿した動画で告白しています。

当初ジョークを聞いていたウィル・スミスは笑っていましたが、妻ジェイダの表情が見るからに強張っている様子をみて激高したのだと動画を観た限り推測できます。

日頃から、脱毛症に悩んでいた妻を知るウィル・スミスだからこそ、体を張って守ったんだと思います。

世界中で配信されるアカデミー賞でデリカシーが余りにもないジョークでした。

人によっては、あの程度のジョークと思うかもしれませんが…

ジェイダにとって、ネタにされるには辛すぎる事だったのではないでしょうか。動画に映る彼女の表情が全てを物語っています。

ウィル・スミスは、正式にインスタグラムで謝罪しているようですが、クリス・ロックも正式に謝罪するべきです。

決して被害者ではありません。

アカデミー賞:ハプニング集

2017年『ラ・ラ・ランド』『ムーンライト』作品賞発表間違え事件

アカデミー賞作品賞プレゼンター作品賞のプレゼンター:ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイの元に、誤って主演女優賞発表用の封筒が手渡されしまい、発表者のウォーレンは何度も封筒の中を確認します。その後、彼から封筒を受け取ったフェイが『ラ・ラ・ランド』と発表したのですが…『ムーンライト』が受賞作品でした。

『ラ・ラ・ランド』チームが受賞スピーチをすでに始めている中…会場はざわめき始めます。

そして、『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーが「手違いがありました。作品賞は『ムーンライト』です」と発表する羽目になってしまいました。

あり得ない事態に、『ラ・ラ・ランド』側から『ムーンライト』チームにオスカーが手渡される異例の状況になり、互いを尊重する両作関係者の態度に場内は感動と祝福ムードになりました。

2002年『戦場のピアニスト』主演男優濃厚キス事件

第75回アカデミー賞で、『戦場のピアニスト』(02)の主演男優賞を最年少で受賞したエイドリアン・ブロディがステージに上がり、プレゼンターを務めていた女優のハル・ベリーにそのまま熱いキスをしています。

ハルも彼に手を回し受容していたように見えますが、その後は、口をふいたり困惑した表情を見せていました。

1974年全裸男乱入事件

毎年ハプニングに事欠かないアカデミー賞ですが、傑作ハプニングを最後に紹介します。

The Oscars Streaker | 46th Oscars (1974)

1974年のアカデミー賞で、司会の1人イギリスの名優デヴィッド・ニーヴンがエリザベス・テイラーを紹介している最中に事件は起こります。

全裸の男性がピース・サインをして、突然場内を横切るハプニングが発生します。

当然、場内は騒然としますが、このデヴィッド・ニーヴンの切り返しが秀逸です。

「これは不可避の事態でした。でも、素晴らしいことじゃないですか? 1人の男が人生で唯一笑ってもらえた機会が、脱いで自身の欠点を晒したというのは」と会場の爆笑を誘って場を収めたのでした。

流石はイギリス人!

ブラックユーモアのセンス抜群ですね。

クリス・ロックは、お手本にすべきではないでしょうか

騒動の行方は…

この2人の険悪な状況を仲裁したのは、デンゼル・ワシントンのようです。

彼は、アカデミー賞の会場でも一役買っていました。

https://twitter.com/ScottFeinberg/status/1508273120473325573?s=20&t=WXHNWgWUnNmlBBKpVkCTcg

CM休憩中の出来事です。

訳:コマーシャルの休憩中に、ウィル・スミスは脇に引っ張られ、デンゼル・ワシントンとタイラー・ペリーに慰められました。ウィルはジェイダと一緒に腰を下ろし、デンゼルがジェイダを慰め、ウィルの担当者がそばにいると、目から涙をぬぐうように見えます。

訳:ディディは、ウィル・スミスとクリス・ロックが#Oscarsに続いて修正を行ったと言います。「それは問題ではありません。終わりだ。確認できます。それはすべて愛です。彼らは兄弟です。」

正に!聖人デンゼル・ワシントン

皆さ~ん

一安心ですね!良かった、良かった

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました