今回紹介するドラマは DEP重大事故捜査班3 旅客船編
概要
2023年カナダの放送局グローバルで放送されたカナダの大ヒットドラマのシーズン3
原題:Departure
全6話(1話42分~44分)
前作はこちらで↓紹介しています。
シーズン1は航空機失踪事件
シーズン2は完全自動運転の高速列車脱線事故
シーズン3では…
カナダのニューファンドランド島沖で、乗員乗客493名を乗せた米国籍の旅客船「クイーン・オブ・ザ・ナローズ」が異常なスピードで沈没し、ケンドラ率いるFTSA(連邦運輸安全局)のチームが事故調査にあたる。
今回の捜査では、米海軍コール大佐の協力と共に捜索を始めるが…
またまた、大事故の陰に隠された不正をケンドラ率いるチームが正します!
シーズン3のロケ地は、カナダのニューファンドランド・ラブラドール州セントジョンズと
トロントで撮影されています。
カナダのドラマの良いところは、自然豊かで美しいロケーションが見られるところだね
キャスト紹介
連邦運輸安全調査局(FTSA)職員
ケンドラ・マリー/アーチー・パンジャビ | チームを率いる主任捜査官 |
ドム・ヘイズ/クリス・ホールデン・リード | チームを率いる共同主任捜査官 |
テオ・バーカー/マーク・レンダル | チームのIT専門の捜査官 |
エレン・ハンター/カレン・ルブラン | 元FBI捜査官 高速列車脱線事故をきっかけにFTSA捜査官へ |
ミシェル/マ・チハン | チームの被害者担当の捜査官 |
ジギー・レイナード/ロメイン・ウェイト | イギリスの捜査官 |
旅客船沈没事故関係者
コール・バンクス/エリック・マコーマック | 米海軍艦艇アラメダの艦長で海軍大佐 |
アーロ・シャンク/タイラー・エリオット・バーク | ギャリソン海運の元従業員 周囲から変わり者と見られている |
マージェリー・シャンク/ポーラ・ブードロー | アーロの母親 |
リリー/パメラ・エストラーダ | クイーン・オブ・ザ・ナローズの密航者でタイラーの恋人 |
アニー・サリバン/サヴォナ・スプラクリン | クイーン・オブ・ザ・ナローズの 航海士デイブ・サリバンの妹の漁師 |
ジェシカ・ヒックス/ブリット・マックレー | クイーン・オブ・ザ・ナローズの主任航海士 |
シャキール・ウルゲッサ/パトリック・サボンギ | ニューファンドランド島の刑事 |
テリー・リン・クロフォード/ミカエラ・ダイク | 沿岸警備隊の隊員 |
ニーナ・コリンズ/コミナ・パーキンソン=ジョーンズ | クイーン・オブ・ザ・ナローズの乗客 ジェイダの母親 |
タイラー・ルピンスキー/ジェイデン・ノエル | クイーン・オブ・ザ・ナローズの密航者でリリーの恋人 |
ジョー・ターナー/ジェイク・ウェバー | クイーン・オブ・ザ・ナローズの船長 |
リンダ・ハリー/ローレン・リー・スミス | ゼルマー社の特別業務部長 |
あらすじ 第1話 遭難(43分)
カナダのニューファンドランド島へ航行中の
乗員乗客493名を乗せた海上フェリー”クイーン・オブ・ザ・ナローズ”
ところが、悪天候に見舞われ海上の波は高くなり船は大きく揺れていた。
嵐に不安を感じたのか、土砂降りのデッキで1人の女性が祈りを捧げていた。
その女性スーザンは、傘をさしてはいるがびしょ濡れだ。
「フェリーは初めて?」
スーザンの後ろから船長ジョー・ターナーが声をかけた。
「ええ 船長」
「氷山は恐れるものじゃない 壮大な自然の一部だ」
船長は、海上の氷山を指した。
「確かに そう思うわ」
強張ていたスーザンに笑みが浮かぶ。
「天気を心配しているのかい?」
「いえ それは…するべき?」
言葉に詰まったスーザンが船長に投げ返す。
「この後 少し揺れるが それも醍醐味だ ここよりも 中にいては
中は暖かいし 濡れない」
「そうよね」
船長の言葉にスーザンは何度も頷き
「ありがとう」
とお礼を言った。
船長は、スーザンの様子に安心し船内へ戻って行った。
しかし、スーザンは再び祈り始めたのだ。
そして、最後に握っていたロザリオを海へと投げ入れ
やっと船内へ戻って行った。
“航行中 お車へは戻らないでください”
船内にアナウンスが流れる。
ニーナ・コリンズは、船の階段を降りて客室へ向かう途中だった。
「ジェイダ来るの?」
娘のジェイダは、ながらスマホでSNSに夢中だ。
「行くわよ」
ニーナが急かしても、ジェイダはなかなか階段を降りてこない。
呆れたニーナは、ジェイダを置いて廊下を曲がり行ってしまった。
「分かった 待って」
さすがのジェイダも、スマホを止めてニーナの後を追う。
ところが、廊下を曲がった時、
出会い頭に男にぶつかってしまった。
「廊下を走るな」
その男アーロ・シャンクは不機嫌そうにジェイダに注意し始めた。
「その…」
アーロはジェイダの言葉を遮り
「規則違反だ」
と彼女を叱り続け嫌な空気が流れた。
そこへ、引き返して来たニーナが割って入る。
「そうね 忠告をどうも」
そう言ってジェイダの肩を引き寄せると、アーロを一瞥して去って行った。
「カナダ気象局が警報を発令 嵐がこちらへ向かってる」
船長は操舵室へ戻り、迫りくる嵐に対応していた。
「進路変更しますか?」
一等航海士のデイブ・サリバンが船長の指示を仰ぐ。
「そのまま行こう サリバン」
「了解」
続けて船長はジェシカ・ヒックス航海士へ指示を出した。
「ヒックス君 減揺装置(スタビライザー)を 乗客に海の怖さを知らせるな」
「はい 船長」
一方
多くの乗客たちは、レストランに集まっていた。
さっきまでデッキに出ていたスーザンもレストランに来ていた。
乗客たちは、グラスのアルコールを飲んで落ち着いている。
スーザンは満席で座れず、テーブルにもたれてウイスキーを飲んでいた。
その時、隣のテーブルの男の携帯が鳴った。
「もしもし どうした?」
すると突然、船が大きく揺れ、
そのはずみでスーザンはその男のすぐ横にはじかれた。
男に睨まれたスーザンは、気まずそうに視線を落とす。
「少し待て」
男は、雨の中デッキへと出て再び話し始めた。
「確かか? 心配するな 何とかする」
男は電話を切ると、そのまま階段を下りて行った。
その頃、アーロは車両甲板まで降りて来ていた。
「アーロ」
その時、彼を呼び止める乗員の声がした。
すると、アーロは振り向くこともなく、小走りにドンドン甲板の下へ向かう。
「部外者でしょ」
乗員は、逃げていくアーロの後を追っていった…
続きは本編で!
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(配信は投稿時のものとなります)
勝手に私見考察
シーズン2で、何となくイイ関係になるのかな~と予感させたケンドラとドム。
しかし、シーズン3では仕事上の良きパートナーでありロマンスには発展しなかった。
また、サスペンスドラマだがハラハラドキドキは、シーズン中最も少なかったと思う物足りなさ。
定番のストーリーラインで、事故原因の真相を隠そうとする
権力者や組織、そのスパイとの攻防が見所ではあったが…
スケール感も脚本もシーズン毎に尻つぼみになっている!
これでは…シーズン4はないかなぁ~
大事故のネタも尽きてるしね