今回紹介するドラマは コンスタンティン
2014 年~2015 年アメリカNBCで放送されたTVシリーズ
原題:Cons♰antįne 全13話(1話43分)
原作:DCコミック『ジョン・コンスタンティン、ヘルブレイザー』(John Constantine, Hellblazer)
【コンスタンティン】と言えば2005年公開のキアヌ・リーヴス主演映画を思い浮かべますが、
このドラマ版は、キャスト、ストーリー共により原作に近い設定になっています。
映画版↓も紹介しています。
打ち切り後もマット・ライアン版コンスタンティンは健在でした…
視聴率の伸び悩みからNBCは、シーズン2をキャンセル!
【コンスタンティン】はS1で打ち切りに~
おまけに、本来なら14話まであったS1は、最終話までもカットされてしまいます。
アメリカはきびし~い!やる事エグイね~
ところが…
マット・ライアン演じるコンスタンティンはドラマで終わらなかったのです。
何と、コンスタンティンが打ち切りされた後
ライアンは、同じくDCコミックのスーパーヒーローを基に製作された
ドラマシリーズ【アローバース】(2015)や【バットウーマン】【フラッシュ】(2019)で
再びコンスタンティン役を再演しています。
(確かに彼のコンスタンティンはイメージ通りで素晴らしかった)
その他にも再演作品がありますので、マット・ライアン版コンスタンティンが気に入った方は、
まだまだ楽しめますよ!
コンスタンティンのビジュアルイメージはスティングだった!
原作コミックのジョン・コンスタンティンのビジュアルは、あのスティングをイメージしたそうです。
なるほど、マット・ライアンをキャスティングしたのも分かる気がします。
イギリス人同士だし…
DCコミックのジョン・コンスタンティン
(出典:Wikipedia)
若かりし頃のスティング
(出典:Wikipedia)
マット・ライアン
(出典:Wikipedia)
ライアンは、そんなコンスタンティンのイメージにピッタリじゃないですか~
コンスタンティンは、皮肉屋で冷徹、周囲に敵も多く仲間からも恨まれるほどでしたが、彼にはヒューマニストの面もあり憎んでも憎み切れない…などなど人間的に非常に魅力的なジョン・コンスタンティン
ライアンはそんなコンスタンティンの魅力を上手く表現していたのではないでしょうか。
キャスト紹介
ジョン・コンスタンティン/マット・ライアン
イギリス人のエクソシストで詐欺師
メアリー・「ゼッド」・マーティン/アンジェリカ・セラヤ
ヘディッジの路地でジョンと偶然出会ったアーティストで霊視能力があります
フランシス・“チャス”・チャンドラー/チャールズ・ハルフォード
アストラの死後、唯一残ったジョンの友人のタクシードライバー ある事件をきっかけに何度も生き返る不思議な能力を持っています
マニー/ハロルド・ペリノー
ジョンの守護天使
リッチー・シンプソン/ジェレミー・デイヴィス
ジョンの旧友の大学教授 アストラの死から立ち直れずジョンとも絶縁状態でした
パパ・ミッドナイト/マイケル・ジェームス・ショー
ブードゥー教の司祭でジョンの敵
あらすじ 第1話 復活(43分)
イングランド北部 精神病院
「キツく縛ってくれ」
ジョンは、自ら望んで精神病院に入院していました。
そして、苦痛を伴う治療も進んで受けています。
ジョン・コンスタンティンは悪魔祓いを生業としていました。
それ故、彼には消し去りたい記憶もあったのです…
「少女の死の負い目を対話で払拭しよう」
カウンセラーは、ジョンのトラウマとなっている
アストラという少女の悪魔祓いの事件についてカウンセリングを勧めました。
「そりゃいい、始めよう」
ジョンは快諾します。
「あの夜 ニューカッスルで何が? 犯人は?」
「あの悪魔は忘れない」
「つまり殺犯人だね?」
「“悪魔”だと言ったろ 血の匂いがする嫌な魔物だ」
しかし、カウンセラーは悪魔など信じません。
おまけにジョンが犯人を悪魔だと主張するのは
少女を守れなかった罪悪感からだと言います。
「悪魔には勝てないからね」
カウンセラーは冗談めかして言いました。
「俺は例外だ」
それでもジョンの主張は変わりませんでした。
何故なら、ジョンの肩書はエクソシストで悪魔学者です。
「“黒魔術達人”だった」
カウンセラーは嫌味のように付け加えます。
しかし、それを聞いたジョンは
「“達人”か 見栄を張らず“素人”に変えよう」
と答えました。
「いずれにせよ 少女は死んだ」
「アストラだ」
ジョンは感情が込み上げ少女の名を言いました。
「死んだことより 地獄へ送った事がやり切れない」
「ジョン 現実を見るんだ」
「9歳で永遠の責め苦に…」
ジョンは、アストラを魔物から救い出せず
魔物と共に地獄へ送ってしまった苦しみを抱えていました。
「悪魔はいない」
しかし、カウンセラーはジョンの話など全く信じません。
「それは聞き飽きた 早く信じさせてくれ カネも払ってる」
いつも通り、カウンセリングは一方通行のままでした。
ある日、患者同士でトークルームが開かれていました。
ところが、ジョンは全くの無関心で退屈していました。
その時、ジョンの目に1匹の小さな虫が留まります。
そして、その虫を目で追って行くと、驚く事にドンドン虫の数が増えて行きました。
ジョンは何か異変を感じ虫たちの後をツイて行きます。
廊下に出た時には…
床や壁に無数の虫が這っていました。
そして不思議なことに、彼らは同じ方向に向かっていたのです。
ジョンは虫たちを追って上階へ上がり、ある部屋のドアを開けました。
そこは美術室です。
その奥で何かを描いている1人の女性がいました。
「お嬢さん 描くのはやめた方がいい」
ジョンの声にも女性は黙ったまま壁に文字を書いていました。
そして次々と、無数の虫が女性の文字の周り集まっています。
「お嬢さん」
ジョンが女性に近づいてみると…
明らかに彼女は普通ではありません…
「ウソだろう やめてくれよ 俺には関係ない」
今、何が起こっているのか…
ジョンには直ぐに分かりました。
それはジョンにとって、とても受け入れられるものではありません。
そして、ジョンは足早にドアに向かいましたが…
「クソったれ」
そう言うと、踵を返しジョンは女性に話し始めます。
「内に潜むものよ 何者だ? 名を名乗れ」
すると、白い眼の女性が行き成りジョンへ顔を向けます。
しかし、ジョンは、女性の頭に手を置き
「我が言葉を聞け」
と言うと女性の身体を壁へ投げたのです。
しかし、女性の身体は宙に浮き激しく舞っています。
「創造主の名において退散を命じる 人の血にかけて消え去れ」
そして、ジョンは悪魔祓いを始めます。
すると、女性の身体は激しく宙を舞い、女性の悲鳴も聞こえます。
ジョンが十字を切った時、女性は空中で止まるとジョンへ向かって飛んできました。
その時、ジョンは彼女を床へ押し付け、暴れる身体を押さえつけます。
そして、女性の頭に手を置き悪魔祓いを続けました。
すると、部屋に置いてあったグラスや窓ガラスがいっせに割れジョンに降りかかります。
ジョンは女性を庇うようにして覆いかぶさりました。
こうして、女性に憑依した悪魔は退散したのです。
すると、壁一面を覆ていた虫たちが一斉に動き出しました。
そこには
“リブ 死ぬ”
女性が書いていた文字が見えたのです。
「俺への伝言らしい」
それを見たジョンは
「入院は時間の無駄だ 仕事がある」
そう言って病院を出て行きました。
続きは本編で!
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(配信は投稿時のものとなります)
勝手に私見考察
なぜ低視聴率なのか?
私的にはオカルトも楽しめたし十分でしたが
S2が観たかったですね。
残念!
確かに各話に登場する幽霊や魔物はありがちな話が多かったかな
まさかの口裂け女が出て来るとは~
岐阜県発のお化けが世界デビューしていました!