ブログランキングに参加しています

【映画:アレックス・ライダー 】2006年公開アレックス・ペティファー、ユアン・マクレガー版

既にこのブログで、ドラマ版【アレックス・ライダー】を投稿していますが、こちらは原作シリーズ第2作目【ポイントブランク】を映像化していました。

そこで今回は、原作シリーズ第1作目の【ストームブレイカー】の映画版をご紹介していきます。

ドラマ【アレックス・ライダー】はこちら↓

スポンサーリンク

今回紹介する映画は アレックス・ライダー ストームブレイカー

2006年イギリス、アメリカ、ドイツ合作 監督:ジェフリー・サックス

原作・脚本:アンソニー・ホロヴィッツ

上映時間:94分

原作:アンソニ・ホロヴィッツのスパイ小説 アレックス・ライダーシリーズの第1弾『ストームブレイカー』

原作者アンソニ・ホロヴィッツは、ドラマ版では製作総指揮に名を連ねていましたが、

この映画版では自ら脚本を手掛けています。

ホロヴィッツは、シャーロック・ホームズのドラマシリーズや名探偵ポワロのドラマシリーズでもおなじみの脚本家です。

そうなると、期待が膨らみますね~

『アレックス・ライダー』予告編
おススメ度:★★★☆☆ B級作品ぽくて…ドラマ版を見た後ではこの評価になってしまうかな~
チョット辛口ですが、期待しすぎたかな…
しかし、よくよく作品を観てみると
CGを使わず、セット撮影やスタントマンのアクションシーンを駆使しているなど、低予算作品のせいなのかもしれません。
例えてみると、ジャパンアクションクラブの映画のような…
スポンサーリンク

キャスト紹介

B級作品ポイと書きましたが…

旬を過ぎたものの、あのミッキー・ロークとユアン・マクレガー(カメオ出演か?)やビル・ナイが出演するなど、実に豪華な顔ぶれです。

その中で、アレックスを演じたペティファーは当時16歳

彼の体つきは、まだまだ少年ぽくって、ひと際キャシャな印象です。

そんなペティファーは、ファッションモデル出身。
しかも、オーデションで500人の候補から選ばれた新星でした。

もちろん、スタントマンの吹き替えもありますが、ペティファーも激しいアクションに挑戦しています。

そして、モデル出身だけあって端正な顔立ちで、大人びた中学生のアレックスを演じていました。

デビュー作のせいでしょう!演技力はチョットなところもありますが、

ご覧の通りのイケメン

イケメンに弱い私はもちろん大目にみます!

映画:アレックス・ライダー
出典:Filmarks
アレックス・ライダー/ アレックス・ペティファー

14歳の中学生 孤児のアレックスは、叔父のイアンに引き取られ家政婦のジャックと3人で暮らしていました

哀愁漂うイケメンのペティファーをもっと見たい方はこちらも↓お勧めです。
【アイ・アム・ナンバー4】【ビーストリー】(2011) 【エンドレス・ラブ】(2014)
ジャック・スターブライト /アリシア・シルヴァーストーン

ライダー家の家政婦でアメリカ人

ダリアス・セイル /ミッキー・ローク

ストームブレイカーの発明者の大富豪

ジョーンズ夫人 /ソフィー・オコネドー

MI6特別作戦局の局長でアレックスの教育係

現在ではAmazonオリジナル作品によく出演しています。
出演作【モダン・ラブ】【ホイール・オブ・タイム】など
アラン・ブラント /ビル・ナイ

MI6特別作戦局のボスでイアンの上司

【アンダーワールド】シリーズ、【ナターシャの歌に】等多くの作品に出演している
イギリスの名優です。
ヤッセン・グレゴヴィッチ /ダミアン・ルイス

映画版、ドラマ版ともにイアンを殺害した殺し屋

サビーナ・プレジャー /サラ・ボルジャー

アレックスの同級生

ナディア・ヴォール /ミッシー・パイル

ナイルの広報とPR担当者

ミスター・グリン/アンディ・サーキス

元サーカス芸人の執事

あのゴラムだ~!

イアン・ライダー /ユアン・マクレガー

アレックスの叔父で銀行員 不慮の事故で亡くなった後に、彼の驚愕の正体が明らかに!

あらすじ

「人の個性って何だろう? 人は何で決まる? 住む家か? 教育か? それとも家族か?」

先生は、生徒たちにそう問いかけると

「アレックス、どうだ」

と幼い時に両親を亡くしたアレックスに声を掛けました。

そして、アレックスは、クラスメイトの前で“家族”の作文を読み始めます…

「僕は家族を知りません。子どもの頃に両親を亡くし叔父と同居。
でも、叔父は忙しくて家政婦が僕の面倒を…」

アレックスが”家族”の作文を発表している頃…

アレックスの叔父イアンは、バイクに跨りダイナマイトをぶっ放なし、潜入先の倉庫から派手な逃走劇を始めていました。

「叔父は銀行員で、退屈でドカーンと儲からない…」

しかし、アレックスはイアンの本当の仕事を知りませんでした。

イアンは、追手の猛追をかわし海岸線の道路を爆走しています。

しかし、多勢に無勢で、おまけに追手はバズーカ砲で攻撃するなど手段を選びません。

いよいよ追い詰められたイアンは、陸に揚げられたヨットの下へ逃げ込みます。

すると、追手のライダーたちは、ヨット目がけ一斉に機関銃を乱射しました。

そして、彼らがイアンの死体を確認しようとヨットの下を覗いてみると、

何と、イアンの姿はどこにもありませんでした。

その時、1台のスポーツカーが、猛スピードで走り去って行きます。

「叔父の事をもっとよく知りたい。終わりです」

「ありがとう。アレックス」

その時、ちょうどチャイムが鳴り、授業が終わりました。

下校途中のアレックスは、友達と歩いているクラスメイトのサビーナに声をかけます。

「週末、何してる?」

ところが、あいにくサビーナには、乗馬のレッスンと家族と出かける予定がありました。

「分かった」

アレックスが肩を落として帰りかけた時

「来週の週末は?」

「いいとも」

何と、アレックスは意中のサビーナとデートの約束をゲットしました。

その時、突然アレックスの携帯電話が鳴ります。

何と、それはイアンからの電話でした。

「今帰る途中だ」

「出張は?」

「問題ない」

そう答えるイアンの車の後ろには、2台のバイクが追って来ています。

「何時もだろ?」

アレックスにそう言うと、イアンは車の操作パネルのスイッチを押し

後方の敵にめがけ、小型のミサイルを発射します。

するとミサイルは見事に命中し、敵は一掃されました。

「もしもし?今のは?」

「何でもない。すまない、家にいる約束が出張になって」

「いつもだ」

「そうだな。夕食を食べて、週末も一緒に過ごそう」

「本当に!」

「約束は守る男だ」

「そうだっけ?」

「ハッハッハ。とにかく急いで帰るよ」

「ありがとう」

「俺もだ、アレックス。後でな」

イアンは電話を切るとステレオの音量を上げ家路を急ぎました。

そこへ、1機のヘリコプターが後方から現れます。

しかし、イアンはまだ気づいていません。

すると、運転席の窓の外に…

突然、逆さづりの男が現れたのです。

そしてイアンは、その男の顔を知っているようでした。

しかし、イアンはなす術もなく、その男の銃弾に倒れてしまいます…

続きは本編で!

♦スポンサーリンク♦

只今こちらの動画配信サイトでご視聴頂けます

(配信は投稿時のものとなります)                               

勝手に私見考察

ここからはネタバレを含みます

この時代のイギリスのスパイ映画(特に007)は、興行成績がイマイチな時代でした。

※ところが、007の興行収入は2006年の【007・カジノロワイヤル】から巻き返します。

この作品も、とんでもないタフな少年スパイの活躍を描いた、とても面白い作品でしたが…

敵の目的が、子どもの頃のイジメと差別の復讐とは…

おまけに中学生のアレックスに「大勢の子どもがイジメられてる。でもイカれたりしない」

と一喝される始末でした。

私は原作を読んではいませんが
原作では、レバノン出身の大富豪セイルの革命的なパソコン“ストームブレイカー”の設定で、

本当はもっと、奥深く緊迫感があったのではないかな…

この作品は、全編を通して残酷なシーンを省いています。

それ故、軽いノリになった要因でしょう。

そして、何と言っても作品の足を引っ張ったのがMI6!

アレックスの活躍を際立たせるためとは言え…

このMI6のへなちょこ感

そして、特にブラントがボケの役どころで全く拍子抜けです。

この時代の作品の傾向かな?1ヒーローが大活躍!的な

それでもこのアレックス・ライダーは、シリーズ2作目も製作されていました。

Alex Rider 2 (Point Blanc/Gemini-Project) – Movie Trailer

個人的には、とても観たい!

しかも、適役が【ダイハード】【ハリポタ】のアラン・リックマンときたらなおさらです。

いやはや、B級ぽくってイマイチなんて書きながら

やっぱり面白かったんじゃないの~

という作品でした!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました